防獣用品のパンフレットを読みました。
「動物から農作物を守ります」とデカデカと表紙に書いてあります。
田畑を荒らされてる人にとっては、バイブルにも等しいモノでしょうか。
流行は、高電圧で動物の侵入を防止する『電気柵』です。
畑をぐるりと囲んでの24時間侵入防止がウリで、
イノシシ対策・シカ対策・サル対策と三種類への対策が書かれていました。
イノシシは「地面からのくぐり抜けに注意」、
シカは「高さに要注意!」、
サルは「上・中・下段共に最新の注意を!」となっています。
イノシシは地面を這うように侵入するので、下段に注意を、
シカの最大特徴は跳躍力なので、高さに注意を、
知能レベルが高いサルは、周りの物を利用して侵入してくるので、周りの木々にも注意なんだそうです。
サル対策まで到達すると、農作物を育てるよりもずっと面倒臭そうでした。
電気柵レベルの大掛かりなシステム以外にも、『捕獲カゴ』『センサーライト』等のお手軽対策も記載されていました。
昔ながらのカカシを進化させた『風船カカシ』もありました。
『チクチクベルト』は「サル・ハクビシン・イタチ・アライグマ・タヌキなどの肉球動物に最適」と書かれています。
「肉球動物」の名称を初めて知りました。
オオカミの尿を固めた『ウルフピー』もあります。
「狼尿100%」だそうです。
オオカミの尿を集める作業をするのは嫌だなと思いました。
固めるのもしかりです。