検便器材
投稿日:2014/11/08大腸ガンの検診を受ける決断をしました。
申し込んでから、しばらくすると医療機関から封書が届きました。
当日に提出する問診表などと共に、
検便キットが入っていました。
USBメモリー状のプラ器材が二つで、
検診の一週間前から二回の検便をして提出をする流れです。
申し込み時から、薄々分かってはいた事ですが、
やっぱり衝撃です。
何より、取っ掛かりの糞をどこに捻り出せば正解かが解りません。
風呂場で採取し、流せば良いのでしょうか?
糞を溶かすのに、抵抗を感じてしまいます。
新聞紙上での犯行後、燃えるゴミとすれば良いのでしょうか?
ヤケクソとかベタな事になってしまいます。
暗中模索を続けていると、
キットの中に『じょうずなウンチの取り方』なる手引きを発見しました。
手引きによれば、
洋式便座にトイレットペーパーを敷き詰め、
その上にキャッチシートを載せて、
キャッチシートに排便し、
USBメモリーの中のハケ部分で糞を採取し、
全てを水に流せば簡単なんだそうです。
ちゃんと1から5の手順が、書かれていました。
その数字を囲むマークが、丸や四角でなく、巻きウンチ型なのは、ご愛敬です。
USBメモリーも、フタから棒が伸び、プラモデルの接着剤のハケ風というか、
綿棒みたいな先端が中で浮いており、
その先端で糞を突っつけば、
直接手で触れる事はありません。
なんだか、スムーズな検便に対しての人類の英知・進歩・調和を痛感させられました。
そうなると、キャッチシートの中央にプリントされている、
巻き糞の被り物をしたキャラクターですら、
愛おしくなってくるから不思議です。
来週のどこかで、二回チャレンジする事をココに誓います。
残された問題点は、採取後のUSBメモリーは冷暗所で保管せねばならない事だけとなりました。
冷蔵庫なのか?