豪勢昼食
投稿日:2014/11/29とあるレストランにランチへ行きました。
ビーフシチューと焼いたスパゲッティが名物らしいのですが、
私はハンバーグと蟹クリームコロッケを選択しました。
チョイス理由は前日に東海林さだおの本を読み、
たまたまコロッケについて書かれていたので
迷うことなくこれにしました。
隣の席の3人連れは、
二人がビーフシチュー、あと一人は海老フライを
私とほぼ同時期に発注していました。
最初、コーンスープが配給されました。
すこぶる美味いコーンスープで、
「コレはこの後も期待できるぞ」と、嬉しい予感を感じさせます。
しかし、往々にして、このパターンは尻すぼみになりがちですので、
ハードルを上げすぎずに、楽しく食事をする方向に調整します。
隣の席にもコーンスープ、続いてメインが通されます。
「ビーフシチューの方は?」と店員がサラダを持ってきます。
ビーフシチューはサラダが別皿のようです。
やがて、ビーフシチューが到着し、
チラと見た感じそれは汁の少ないバージョンのヤツで、
次に全員のパンと、海老フライが到着しました。
海老フライは頭付きの太いのがうず高く乗っています。
で、やっと私のハンバーグ&蟹クリームコロッケがパンと共に登場しました。
小さめのハンバーグが一つと、小さめの蟹クリームコロッケが一つです。
皮剥きしたトマトや葉っぱを別にすれば、二口で片付ける事も可能な感じです。
一瞬、隣の席の豪華さと比較してしまいましたが、
自分のチョイスを信じてナイフとフォークを手に取ります。
小さめハンバーグを、更に細分化して口に運びます。
粗めの肉が口の中でほどけて、誠に結構なお味です。
「うまいなコレ」と呟きましたが、
隣の席からの「スッゴイ美味しい〜」
「エビフライ、めちゃ豪華やよね」
「またビーフシチューを付けたパンがたまらん」
などの声にかき消されました。
負けじと蟹クリームコロッケを半分食べ、
「すっげえ美味い、外はカリッと揚がってて中はクリーミー」
と食べタレ並みに呟いてみました。
現在の皿の様相としては、
蟹クリームが半分、ハンバーグが半分強、
サラダが6割くらいの残り具合です。
ちなみにパンはこの時点で2個の内1個が消費されています。
あと5分もあれば平らげてしまうくらいの感じです。隣の席からは「結構お腹いっぱいになってきた」
「お肉結構入ってるもんねぇ」
「エビフライ食べ切れないよー」
「だよね、3本も付いてるもんね」
「普通2本だもんねぇ」
など、嬉しい悲鳴が聞こえてきます。
私はそれを聞きながら食事を終えました。
デザートをいただき、伝票を掴んで席を立った時、
隣の席ではこのような会話がなされていました。
「でも何でエビフライ3本なんだろ」
「やっぱ奇数じゃないとダメなんじゃない?」
絶対にそんな理由じゃない、と思いながら店を後にしました。
次はビーフシチューを食べてみたいです。