水筒危機

2013/06/15
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雨の日も風邪の日も、
寒い冬もクソ暑い夏もずっとそばにいたヤツがいます。
水筒です。
落としてみたり車の中に忘れて放置してみたり、
夏は移動中の汗で消えていく私の水分を補い、
冬は凍えた私の身体を内側から温めてくれたり、
バイク王の宣伝で言うと「色々あったんです、コイツとは・・・」的な間柄です。
私にとって必需品な水筒ですが、今水筒には要注意なんだそうです。
容器の劣化に伴い、下手したら金属中毒になるかもしれないと脅してきました。
水筒の内部がサビていたり、傷がついていたりすると
入れる飲み物が酸性だった場合、化学反応で金属が溶けだし、
飲み物に混じってしまうんだそうです。
以前よりずっと水筒の活躍が増えてきた現代、
こういった危険もあるので気をつけねばならぬことと、
購入する際はそのようなことを踏まえて、
内部の構造がどうなっているのかきちんと選んで買おう的な話でした。
スリムタイプのマイ水筒は中の様子が見えにくく、
果たして劣化しているのかどうか分かりませんが、
今のところ、特に症状はないので良しとしますが、
別の部分で危機に瀕しています。
3ヶ月前くらいからフタがバカになっているのです。
見た目シルバーで統一された彼は、
フタの部分は内側黒、外側シルバーの2重構造になっています。
しかしある時から2重の部分がフワフワとしてきて、
最終的に外れ、フタが2個のようなスタイルに変わってしまいました。
それでも使い続けてきましたが、限界が近づいてきました。
「もう無理だ・・・」そう思い、新しい水筒を探そうと出かけることにしました。
最後のお出かけになるかもと、哀愁漂いながら水筒にお茶を入れました。
ふと「このフタ、アロンアルファでくっついたりするかな?」と、
最後だからといそいそと試してみました。
とりあえず水筒片手に車を走らせ、あちこちで用事を済ませる毎に
お茶を飲んでみるとフタがきっちりくっついていました。
「これなら使える!」と水筒購入を中止し家に戻りました。
その次の日、あっけなくフタは2つにわかれました。
再度アロンアルファを塗り直し、今まだくっついたままですが、
フタの開け閉め時に地味に「ピシッ」と音がします。
私にとっての水筒購入ポイントは内部構造よりフタが重要になりそうです。


カテゴリ:企画会議
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