寝る時にアイスノンで頭を冷やさないと
暑くて寝れない日々を送っています。
そんな6月、暑さもさることながら湿気もひどく、
蒸れた状態でかく汗ほど嫌なものはありません。
ましてや今の私はわき汗に悩む日々を送っているので、
じっとりかくわき汗などは「染み出した」と
言いたくなるような不快感を覚えます。
そんな私の目に飛び込んできたのは「わき汗対策法」です。
その法とやらは、人の身体の不思議なしくみを利用すると言うものでした。
人の身体には片側を圧迫すると圧迫した側の汗が減り、
反対側の汗が増える「半側発汗」というものがあるようです。
これを利用して一時的に汗をおさえることができるそうです。
顔やわき汗をおさえる時は、胸の乳輪あたりを強く圧迫、
例えば浴衣の紐でしばるとよいそうです。
と言う事は、右側の汗に悩む私は右側のわきを圧迫すれば
おのずと汗が左側の方へと移行すると言う事でしょうか。
実行するにしても、汗まみれの右脇を、手で圧迫する勇気はありませんでした。
考えてみますと、右の汗が左に移動する事で、
どれほどの利益が生まれるのでしょうか。
失礼した女子が髪を切って出直す態度と、
殊更には違わない気がしてしまいます。
朝帰りした旦那は、女房や子供に、
普段以上に横柄な態度で接しますが、
その心理状況とも被る気がしてなりません。
昔、『困った時の技100選』とか言う本を読んだ時に、
「山道でノドが渇いたら…」の項目があったのを思い出しました。
技は「石ころをナメる…ツバが出てノドが潤されます」でした。
人間、技に溺れる前に、頭を冷やした方が良さそうです。