入江旅人
投稿日:2011/03/31パチンコ台には色々な種類があります。
独自のキャラや、凝った造りのものなど様々です。
昔を思えば、今のパチンコ台はとても進化したのだと思います。
こないだ確率だけで選んで打った台は「イタズラなKiss」というやつでした。
主人公が片思いの相手と初キスができたら大当たりという単純明快な展開。
そのザ★少女漫画的な造りに、何やら懐かしい感じも覚え、8回初キスを引き当てその台を後にしました。
耳に残るはリーチアクション時に主人公の女子が片思いの相手の名前を呼ぶ声でした。
「入江くん」「入江きゅん」「入江くぅーん」「い・り・え・くん」 私の知りうる「入江」はカラテカです。
彼女が「入江くん」と呼ぶたびにカラテカの入江が頭に浮かび、何故か損をした気持ちになりました。
さて、パチンコといえば見るのも楽しいものです。
「旅打ち 我らパチンコ漂流隊」という番組があります。
その番組は大阪から東京を目指しパチンコの収益で旅をするというものです。
旅人は元チェッカーズの鶴久と元巨人の橋本という何を基準にして人選をしたのかは解らない人たちです。
何が私を引きつけてやまないかというと、彼らのオーラの無さです。
自ら運転をしながら旅をし、パチンコをし、というコンセプトなので、運転中の彼らや観光地でうまいものを食う彼らが映し出されているのですが、まったく芸能的な香りが漂っていません。
車内での様子も、普通のおじさんの会話です。 観光地では一般人と普通に混じり足湯とか入ってなじんでいます。
道行く人から顔を指される事もまあありません。
そんな彼らのメインイベント、パチンコも解説が全然できていません。
しかし、その何とも言えないベージュ色の感じが日常のストレスを忘れ、全ての思考をカットしてくれて私は好きで観ています。
さて、ここで妄想です。
カラテカの入江と二人で大阪から東京まで、「イタズラなKiss」のみを打ち旅をする番組をやらないかと言われたら、
きっと私は大阪を出たくらいで行方をくらますことでしょう。
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