無味不味
投稿日:2011/04/08初めて飲んだシェイクのこと、憶えているだろうか。
あの、ドロドロと喉になだれ込む甘く冷たい感覚は、当時の私にとって衝撃でした。
こんなうまいものがあるのかと。
そんな気持ちを胸に、大人になってもちょいちょいシェイクを飲みたがります。
衝撃的な食べ物、良し悪し含めて皆さんもいくつか出会ってきていると思います。
昔、遊びに行った神戸の中華街で食べた「酸辣湯麺」
食べたことのない私には衝撃的でした。
あれ以来、麺類に酸っぱさは求めなくなりました。
昔、同級生と地元で食べた「天津ラーメン」
食べたことのない私には衝撃的でした。
あれ以来、麺類に「卵とじ」的要素は求めなくなりました。
昔、滋賀へ遊びに行った時に食べた「某有名餃子」
さぞかしうまいんやろうと思って食べた、あの味のない餃子は衝撃的でした。
あれ以来、餃子は知った店で食べようと思いました。
昔、張り切って行ったcafeで食べた「キノコのクリームパスタ」
見た目にもうまいと思って食べた、あの味のないパスタは衝撃的でした。
あれ以来、クリームパスタには注意しようと思いました。
全部全部思い出の品々です。
しかし、味のないってどういうことでしょうか。
イマイチなのは好みによりけりですが、味がないとは。
それはいわゆる高度なコラボレーション。
様々な食材が持つ様々な力をぶつけ、「なし」にする職人芸。誰もなしえない技だと思われます。
その高度な領域は、私にはまだまだ到達することができません。
なぜなら、先日創作料理と称し作った「イタリアンそうめん」は激マズでした。
そうめんとケチャップのコラボレーションは、私に手によると「マズイ」しかなりませんでした。
果たして「なし」にする領域にはいつたどりつけるのでしょうか。
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