厨房声援
投稿日:2011/05/29飲食店で注文した後、店員が暇そうにしていると腹立たしくなります。
もちろん作り手は厨房の中ですでに取り掛かってくれているのは解っています。
暇そうにしているのは主に接客担当ですが、その人らにしてみれば厨房の中はアンタッチャブルな事態なのでしょう。
一方、客(この場合は私)は待つのみです。おしぼりを巻いてみたり水を口に含んでみたり雑誌に目を通したりメニューを見返したり壁に貼られたオススメを眺めたりしつつ「美味しいのが来ます様に」と祈る事しかできません。それは言うなれば出来の良くない息子の学芸発表会を待つ状態に等しいのです。
本人としては直接的にどうしてあげる事も出来ず、ただただ祈る事しか出来ません。己の存在がちっぽけに感じられ、今まで犯した罪の数々を自分で断罪し、悔い改めているのです。
明日からは真人間になって生きていこうと誓っているのです。
接客担当の人は注文した私並には、その料理に祈りを捧げていません。
せめて厨房の中にエールを贈って貰いたいものです。
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