熱狂植物
投稿日:2011/06/02植物の緑色が濃くなってきました。青臭い10代から20代へ変わりつつある若僧の様です。
先日、台風で風の強い時に山道を車で走ってました。強風で木々達が揺れ動きノリノリのロックコンサート会場みたいになってました(ロックンフラワーの方が良かったのにと思うでしょうがフラワーと木々が植物で被るのでコンサート会場をモチーフにした次第です)。
立てノリの奴や横揺れの激しい奴、連獅子みたいにグルングルンと回ってる奴、はしゃぎ過ぎて道に折れて横たわってる輩まで様々な様子で目を楽しませてくれました。
万一それを通りすがりの私が観賞しなければ、彼らの頑張りは評価も賞賛も一切されない所でした。
何かに熱狂している人を俯瞰で眺めるのはとても面白い物です。
そんな熱狂人が多ければ多い程、滑稽さは比例して増すのでしょう。一人の熱狂人より二人の熱狂人、二人より十人、十人より百人、百人より千人の方が覚めた目で見ると面白いはずです。
そして知らず知らずの間に、自分自身も熱狂人の一員となってしまっているのかもしれません。
そんなたくさんの滑稽さを醸し出す人間を植物達はどんな思いで眺めているのでしょうか。
甲子園のツタを切ったのはそんな事も関係しているのかもしれません。
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