舌上組曲(11)

投稿日:2011/09/30
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名古屋メシ特集の番組を見ていました。
味噌カツ、ひつまぶし、あんかけスパ、手羽先、天むす。
その番組では、私が名古屋に住んでいた時に一番お世話になった物は出てきませんでした。
それはスガキヤです。
恋に敗れた後輩が凹んでいる時に慰めるのに行きましたね。
ぜんざいにアイスを載せたシロモノでご機嫌が直りました。
今思えば、ある種安い女でしたね。
肉ラーメンの肉の質に驚愕した事を走馬灯の様に思い出す事でしょう。

さてさて、
今回のメニューは
そんな過去へのレクイエム、麺料理です。

題して
釜玉そうめん!
材料(一人前)
・夏の残りのそうめん:一輪
・卵:一個
・めんつゆ:適量
[作り方]
1)丼に卵を割り溶いておきます。
2)そうめんを茹でます。
3)茹であがったらお湯を切り、丼に移しめんつゆと手早く混ぜます。
4)もし気力があるならネギを散らすのもベター。
出来あがり。
お試しあれ
クレーム不可!
出来上がったら無我夢中で食べ終えることをオススメします。
その後、歯磨きをするのがエチケットです。


カテゴリ:グルメ

実況中継

投稿日:2011/09/29
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こないだの連休、近くの小学校は運動会をしていました。
放送が聞こえてきます。
「赤組さん頑張って」
「白組さん早い早い」
そういえば運動会のいわゆる実況放送は、
時代を経てもこんな感じでした。
もっと面白くならないのでしょうか。
古舘伊知郎がニュースの後にゲストに意見を求める体で
校長から順にゲストの立ち位置でコメントをしていくのはどうだろうか。
「さて大玉ころがしが始まりますが、教頭先生どうなると思いますか?」
「赤組も白組も精一杯頑張って欲しいですね。」
「当たり障りのない感じですね、そうやって今まで教育界を渡り歩いてきたんですね。
歴史の重みを感じます。さて、噂では保健室の吉岡先生に
うまいこところがされてると言われていますが、どうお考えですか?」
「ちょっと何を言っているんだ!?」
「あっ、赤組さんがゴールしました。赤組さんの勝ちです。
教頭先生ありがとうございました。
さて続いての競技は玉入れです。我が校きっての玉使い、吉岡先生にお越しいただきましょう。」
ある意味ガラス張りの教育です。
誰か是非やってみて下さい。


カテゴリ:企画会議

未来派猫

投稿日:2011/09/28
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ニュートリノが世間を賑わせています。
物理学がひっくり返るかも的な発見。
いつの日にかタイムマシンは実現するのでしょうか。
タイムマシンと言えばドラえもんです。
いつの日か各家庭の机の引き出しから、
こんにちはと一家に一ドラえもんな時代がくるのでしょうか。
素敵なことだと思うけれど、考えようによっては怖いものです。
帰ったらいるんです、一緒にご飯とか食べたりします。
念願の一人暮らしを始めた矢先に、引き出しから出てくるんです。
今日は彼女が泊まりにくるから、申し訳ないけどここで一晩過ごしてと
カプセルホテルに連れてって
なんで俺、居候に気ぃ遣ってホテル代まで出すわけ!?
って怒る気持ちを押さえつつロビーを見ると
似たような状況のドラえもんが結構いたりして。
うっかり出るとこ間違えて会社の引き出しに来ちゃったもんだから
ゆくゆくは守衛さんみたいな立ち位置になって見回りとかしたり。
ニュートリノ、ロマン溢れますね。
ドラえもんは全く別の問題ですけどね。


カテゴリ:出会い

公開収録(32)

投稿日:2011/09/27
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『第三十一回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第三十一O!』
「大関うんこ山が横綱に成れない訳」

『&A』

・「まわしを巻く作業がスランプ」PN九鳥
   →それやとスランプなんは付き人やん、マワシ短いんか
・「書き込むたびにブログ大炎上」PNキャン炎
   →今までもこれからもずっと監視されます、垂れ流しに注意
・「ココ一番って所で毎回下痢に」PNOi!スター
   →ストレスやプレッシャーが肛門と直結、難儀やわ
・「横綱が四人いるから」PNランボルギーニ
   →物理的に難しいんや、引退待ち
・「魁皇超え狙い」PN目指せ度会の裕次郎
   →8勝7敗で何年間も現状維持、ブレません
・「不動産にはまっている」PN播磨沖
   →昨今の地価の下がりっぷりに気もそぞろ
・「内股歩きだから」PNみっつ政所
   →稽古かと思わせての、まさかのお姉系
・「内館牧子をヨーダと間違えたから」PN宇宙恐竜ゼットン
   →素で間違えてました、今も気付いてません
・「大関が居心地良い」PNホワイトドラゴン略して白竜
   →最近の若者の傾向、責任を負いたくないってか
・「最近ウエストを気にしすぎてる」PN八百長八百屋
   →太めの腹をあの娘に見られるのが恥ずかしいって
・「すぐに流される」PN椎名
   →うんこだけに、笑点のピンクか
・「ああ播磨灘の影響を受けすぎ」PN志摩の荒鷲
   →仮面やら負けたら引退やら、恐くて横綱にはさせれません
・「言動がうっちゃれ五所川原の丙午とゴッチャになっている」PN摩天楼
   →ゼッペキの奴やったっけ、『ひのえうま』と読みます
・「運が悪い」PNMrs.オクレ
   →運も実力のうち、トイレットペーパー毎回替えてますが
・「過去の『不倫は文化』発言」PNナハナハ98
   →『俺の血はチャンコで出来てるの』発言も波乱を呼びましたな、ね
・「横綱の口臭がどうしても心を折らせる」PNポリデント
   →それこそうんこみたいな臭いやって、うんこ山からの苦情
・「『のこった』という声が便意を誘発させる」PN一歩先の明日へ
   →残したくない気持ちとのはざまで揺れてます、ある種のとく俵
・「ついつい言う『へのツッパリはいらんですよ』が不評」PN伊勢の高見山大五郎
   →『へ』やら『うんこ』やら、小学生並かって
・「本当の相撲道を究めてないから」PN朝黄龍
   →円の動きがまだまだ楕円型やから
・「マワシにうんこが付いてる」PNコンビニ堕天使
   →ここまでの直球解答を書いて送れるとは、逆にスゲエよ
・「隠し子騒動」PNスプーンおばさん(銀)
   →デーモン小暮ばりにやってしまいました、やくみつるにはバレてません
・「完全に名前負け」PN恥ずかしい話略して恥ずかしい
   →近くに寄るとライムの香りがしました
____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞は八百長八百屋でした。
今回はOがOだけに下品な解答が多数寄せられました。多いに反省してます。しかし下品なOの時こそ華麗にウオッシュして貰いたいもんです。今後もO&Aのセンスを磨いて個室で活かして下さい。
今後とも精進を続けましょう、頑張って下さい。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第三十二回大会のOは
『牛の生肉を加工する時の注意点』
となります。
10月2日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプル
マジ募集ですんで


カテゴリ:O&A

四国三重

投稿日:2011/09/26
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プロ野球独立リーグの「四国アイランドリーグplus」に今季加盟した「三重スリーアローズ」が来季のリーグ参戦を断念しました。
経営不振が続き、年会費など五千万円(加盟金一千万、年会費一千万、参加保証金三千万)が支払えないらしいです。
スリーアローズの観客動員数は一試合数百人規模で、スポンサー不足も重なり累積赤字は一億五千万。球団代表の人が自己資本を投入してかろうじて存続させている状態だそうです。
そういえばこの夏、高校野球県大会の観戦でスリーアローズの本拠地である津球場へ行きました。
スコアボードの電光掲示板がプロ仕様になっており、売店前にはスリーアローズのポスターが貼ってあり、緑と黄色のメガホンが重ねて置いてありました。
所属選手は25人いるらしいのですが、すでに移籍などの今後の進路を考えるように言われたみたいです。
去年、県大会で負けた高校のある選手が「スリーアローズ入りを目指す」とかほざいていた記事がまざまざと蘇ります。
25人や監督・コーチ等のスタッフ、このままプロの野球人として生きていけるのか、リクルートスーツに袖を通して就職活動のプレイボールを宣言するのか、本人はもとより奥さんとかも気になってるでしょう。
子供も産まれました。貯金もそうありません。「身体が資本」を言い訳に食費も馬鹿になりません。「付き合い付き合い」と飲み会の数も一般人よりは多いかもです。家でサインの練習をしてる不埒者。
この流れですと萩本欽一の登場となるのでしょうが、それだけは関係者全員の力を合わせて何としても阻止して貰いたいモノです。
それ以前に「四国アイランドリーグplus」の「plus」が気になりました。


カテゴリ:企画会議

暗号解読

投稿日:2011/09/25
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今、私は難問を抱えている。
それとの出会いは高校生の時。
友人の家で見つけ、やってみたはいいが全く解けない。
何度やっても何度やってもダメだった。
それは私の好きなミステリー作家が作ったゲームブックで、謎を解いて話を進めるというものだ。
何度やっても最初に戻り、失敗に終わった。
それから10何年後、どこを覗いても見つけられなかったその本を古本屋で見つけた時、再度挑戦の火蓋が切られた。
挑戦すること数回。
高校生の頃より少しは前進したものの、やはり鍵であるメインイベントで足止めをくらう。
それは暗号で、解かないとそれ以上前に進めない。
その難問を前にこの1ヶ月、数字をこねくり回しても全然分からない。
だいたいから暗号を解くなど、どうやって手をつけるのかさえ分からない状態。
何をどうして良いかも分からない状態。
そんな私が1ヶ月かけ導き出した暗号の答えは
「きぼりのくちまぜこぜにおす」
解いた本人でさえも意味不明な言葉に
あと一年は悩まなければいけないと切に思いました。


カテゴリ:出会い

長寿祈願

投稿日:2011/09/24
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大相撲13日目の結びの一番は横綱白鵬と大関挑戦中の関脇琴奨菊でした。
12日目で白鵬は稀勢の里に負けてました。
結果は琴奨菊が勝ち、優勝争いも混沌としてきました。
私の母方のばあちゃんは昔から相撲が好きです。
好きな力士のサインや相撲カレンダーをプレゼントした事もあります。
小さい頃、名古屋場所の枡席で見て来たとクッキーのお土産を貰った事もあります。
ばあちゃんはちょっと前に風呂場でこけて、大腿骨を折り三ヶ月位の期間、入院してました。
母や伯母がほぼ毎日、世話をしに行ってましたが入院前にくらべると言葉が出てきにくくなってしまいました。
退院した後も歩きにくそうです。
そんなばあちゃんに、今場所の相撲はどうか聞いてみました。
毎回ばあちゃんと話す時は、幼い頃から何故か手を繋いで話します。
私の手はばあちゃんによく似ているらしいです。
ばあちゃんの手は、甲部分はシワシワですが平部分はツルツルでした。
質問の答えは「よう解らん。外人ばっかりで嫌や」でした。
聞き取りにくい声でそう言ってフンって笑いました。
外まで出てきて見送ってくれました。
必死に闘ってると他人の応援にウツツを抜かす事が少なくなるのでしょうか。
日本人力士の皆さん、頑張って下さい。


カテゴリ:出会い

八百円也

投稿日:2011/09/23
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家から歩いて15分位の場所に居酒屋があります。
チェーン店ではありません。
無愛想な大将、ちゃきちゃきの女性の店員さん、揚げ物担当のお婆さんの三人でやっています。
値段は普通かちょい安め。
その日のオススメの肴を紙に筆で書いて席に置いてあります。
鰹のタタキや京茄子のおひたしみたいな季節感溢れる品が書かれていると、私は迷わず発注をします。
日本酒もある程度の日本各地の物が揃っています。
日本酒を発注すると、マスにコップを入れ、コップに酒が注がれ、コップから溢れた酒がマスのヒタヒタまで来ています。
得した気分です。
普段は唐揚げ定食でビールを呑みます。
唐揚げ四つと小鉢が三つサラダとフルーツに漬物が付いて、後ご飯とみそ汁。
これだけあると前菜からデザートまでまかなえる上、800円なのです。
そんなこんなで近所にこういう居酒屋がある事は素晴らしく幸福な事です。

先月、そこが突然閉店しました。
悲しいです。
無口が売りの大将ともっとコミュニケーションをとっておくべきでした。


カテゴリ:グルメ

人形診断

投稿日:2011/09/22
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リカちゃんが美肌相談に乗ってくれます。
肌荒れのひどい私は早速、リカちゃんの問いに答えていきました。

「頬にみずみずしさはありますか?」
リカちゃんってこんな声だっただろうか、とかさついた頬を撫でながらNOを選択。
「NO−!」とリカちゃんが張り切って自分の選択を述べてくれます。
もちろんアクション付で。 想像をふくらますなら、ひょうきん族の懺悔の部屋の「ブッチャー武者」のよう。

「ニキビ・吹き出物はどんな風にあらわれますか?」
昔はニキビなんてお構いなしで、ゾリゾリ髭を剃っていた私の肌ですが、
最近はポツっとできるニキビを避けて髭剃りする丁寧さです。
顔全体ではなく、ときどきぽつんとできるを選択。
もちろん、リカちゃんテンション高くリピートアフターミー。

「乾燥してカサつく部分とべたついて毛穴が目立つ部分が混在していますか?」
べたついてんだか、カサついてんだかわかんねぇやってなもんです。
初めてあぶらとり紙というものをもらい、使ってみた時の衝撃は忘れられません。
こんなにあぶらっぽいの俺?と、初めて己の肌のあぶら加減を認識しました。
でも、当時付き合っていた彼女のあぶらとり紙の方が明らかに吸収していたので
そっちの方が衝撃を覚えました。
そんなどっちつかずなオイラは「YES!」と声を出して選択。
もちろん、リカちゃんも「YES!」と言ってくれました。

結果、あなたに合った肌診断をするので電話してこいとのこと。
リカちゃんの声をこのまま聞き続けるのは、体が「NO−!」と言っているので辞めました。
もちろん、アクション付で。


カテゴリ:出会い

猫警戒心

投稿日:2011/09/21
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駐車場に毛の長い白いネコがいました。
若い男の人がしゃがんだり手招きをしたり、
何やらネコを近くに寄らせようとしていました。
私も含め数人がウロウロしていたので、
ネコは警戒してなかなか車の下から出てきませんでした。
ネコは普段から『君、敵じゃないよね?』との念をテレパシーのように周囲に飛ばしつつ生活しているとの事。
サウスポーピッチャー相手にリードをしてるみたいな感じでしょうか。
そんなビビりのネコに対して、真正面からスポ根監督みたいに
「さぁ俺の胸に飛び込んで来い!」と両手を広げ対峙しても
ネコとしては「ひぃっ」ってなるだけなんだそうです。
有効なのは、あまり目を合わせずカニ歩きで少しずつ近づくのが良いそうです。
私がネコならそんな人もっと嫌です。
怪しくて仕方ありません。
何もしないから、と散々言ってホテルに連れ込むようなものです。
気づいたら喉を撫でられていた、なんて
ネコ人生で屈辱なものです。

ゴロゴロ言うてます
お時間です
さようなら


カテゴリ:出会い