鏡餅黴餅
投稿日:2012/01/14世間の皆さんはキチンと鏡餅を開けれたのかと心配しています。
私の部屋には、玄関の靴箱上に一組と台所に小さめのが一組の合計二組の鏡餅が存在していました。
亀の甲より年の功で、最初の設置時にラップでグルグルに巻いて置きました。
その物体を単独で見ると何だかよく解らないのですが、上にミカンをパーチャックするだけで『ザ・鏡餅』になるから不思議ですね。
何故ラップを巻いたのか?
もうお分かりですね。
そうです、カビ防止です。
鏡餅に繁殖するカビ程、空気を読まない生き物を私は知りません。
縁起物だけに捨てる訳にもいかず、「正月早々、何故こんなモンに四苦八苦せなアカンのか」と初嘆きの代名詞にもなっています。
長年、悩まされた結果、編み出した技がラップ巻きなのです。
さて、鏡餅を開きます。
まずラップをクルクルと外します。表面に若干のカビが存在しますが、まあ可愛いモンです。
温度差なのか、玄関より台所の方が侵略され度が高めです。
水につけて柔らかくします。その後スプーンで削ぎ落とし、包丁で取り除きを繰り返します。
この時間がもの足らない位の短さで済みます。
しかも、普通ですと『残餅<カビ』ですがラップをするだけで『残餅>>カビ』となり、これも嬉しくなります。
世の中には鏡餅の型ケースに入った真空パックの鏡餅がある事も知っています。底のセロハンをパリパリと剥がすだけの鏡開きだそうです。
さぞや、お手軽で便利なんでしょう。しかし、少々カビ臭い餅を毎年食す事でしか見えないモノもあるのです。
そして段ボール箱の下の方のミカンから食べるのです。