引出物考
投稿日:2012/01/15結婚式の引き出物で、ちょいちょいカタログギフトというのを貰います。
本の中から好みの商品を選び、付属のハガキに書いて投函すると自宅に届く仕組みになっています。
新婚夫婦からすれば、必要の無い物を送る心配がない上に、幅広い年代に対応した商品のラインナップが魅力なんでしょう。
確かに見てみると「食器」「アクセサリー」「食料品」「オブジェ」などの、いわゆる『引き出物』から「服」「漫画」「掃除道具などの日用品」という『引き出物』として出すのはどうかという商品まで並んでいます。
ここ何年かで私が貰った商品は「はかり」「電子体温計」「日本酒」「漫画(タッチ)」「さつま揚げ」です。実際、これらが引き出物として結婚式会場で準備されたとします。自宅に持ち帰った後「アイツ大丈夫なんか?」「キテレツな旦那(もしくは嫁さん)やなあ」と思うのは確実です。
しかしカタログギフトですと、選んだのは自己責任ですので新婚夫婦は安泰となります。
昔、強制引き出物で「新婚夫婦の顔写真入りのTシャツ」を貰って困り果てました。すぐ離婚したので寝巻にしましたが。
そんな事はともかく、今後もカタログギフトは自由自在に商品を増やしていくのだと思います。最近のは「日帰り旅行」「寄付」なんてよく解らないのまで追加されてました。
あえて苦言をていするならば「誰から貰ったか解らなくなる」という点でしょう。
そうなると「台車」を引き出物にしたガタルカナル・タカが粋に思えてきます。