注射対策

投稿日:2012/01/30
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健康診断に行きました。
どこが悪いとかでは無く、定期的に検査をしてみようと思っただけです。
いままで健康診断や予防接種を何年もバックレていました。
なぜなら注射が怖いからです。
『注射を打たれる位なら座薬を打たれた方がマシ』をモットーに生きてきました。
思い起こせば小学生の頃から大嫌いでした。
誕生日の絡みで必ず出席番号が一番の為、保健室前の廊下から呼び込まれるのも毎回一番です。
保健室に入ると、地域の病院からお爺さんの先生がやって来てます。お爺さん先生の震えや咳は年々増してきてました。
小五の時は空の注射を打たれ大騒ぎにもなりました。
注射後は毎回、廊下で待機中の同級生から「痛い?泣く?」と質問をされます。綿を外すと血が滲んでおり、ソコを皆に見せてました。
その日はドッジボールも風呂も禁止で、精神的な疲れでグッタリとただただ眠るのです。
あまりにも腕に力を入りすぎて、注射針が折れた事もあります。
お爺さん先生が怒りながらペンチで抜き取り「もっと痛いのを刺したるからな」と言われた事もありました。
そんなこんなで、注射嫌いは加速し、受けても受けなくても良い(インフルエンザの予防等)注射はオールスルーです。

今回、健康診断の採血場で女性の先生に「注射が怖い」と言いました。
上で書いた出来事も伝えると
「それは可哀相に、怖かったわねえ、さっ手を出して」と微笑みながら言われました。
親指を中にソッと握って左手を差し出します。
首を真後ろに曲げて待ちます。チクッとしましたが、アルソックイエローが部屋の壁に張り付いて見守っている絵面を想像して耐えました。
ありがとうアルソックイエロー、来年もお願いします。


カテゴリ:同級生