駆込相談
投稿日:2012/02/05月曜〜土曜の昼前にどこだかのラジオ局で悩み相談を放送しています。
毎回、同じ様な悩みを持つ方の為にも、一人で悩みを溜め込まずに相談する事を呼びかけています。
多いパターンとしては、相談の中身は「離婚や浮気」「遺産等の財産分与」、相談者は「本人」か「親等の関係者」がほとんどです。
それぞれの相談に進行役とは別に弁護士や心理学者なんかのその道のスペシャリストが登場し二人がかりで相談者が今後進むべき道を指し示します。
進行役と相談者とスペシャリストの三人でアレコレ話をしていく訳です。
進行役は、おじさんとおばさんのどちらかが日によって登場します。
相談が終わって相談者が電話を切った後に、おじさんが一言コメントをして番組終了です。
おじさんが進行役の時に限るのですが、相当面白い番組にバケル可能性が高まるのです。
先日の相談は40才代の男の人(A)からでした。
Aによると一ヶ月前に付き合っていた彼女と結婚(初婚)をしたのですが、一度も夜の夫婦生活が無いという内容でした。
おじさんが細かく聞いていくと奥さんは中国出身の方で、Aにとっては初めて出来た彼女。恋愛中も身体の関係は全くなかったとか。Aが奥さんの携帯電話を盗み見ると、以前友達と紹介された中国人男性の写真が四枚あり、内一枚が裸のソイツ枕元に奥さんの物と似たブラジャーが写ってました。
普通に考えると、戸籍目的の偽装結婚確定ですが、Aは「彼女を信じてます。死ぬまで守り続けます」とのトンチンぷり。
何故かスペシャリストがAの性経験を聞くと「お店ではあります」と相変わらずです。
持て余し気味のAに「アンタ馬鹿だろ」とは言わず、進行役のおじさんは「アナタは優しい人です。優しすぎるんです」と諭し、Aは泣き出しました。
何の解決にもなってないのは明白ですが、三人は今後頑張ってく方向で意見が一致してAは電話を切りました。
おじさんのコメントは
「弱さを優しさと勘違いすると間違いが起こります」
でした。
捨てゼリフとはこの事です。