近年の運動会での風物詩は、ビデオカメラを撮るお父さん達らしいです。
運動会もビデオカメラもお父さんも縁の無い私は知りませんでした。
お父さん部隊は可愛いわが子のベストショットを撮るべく、開会式前から閉会式後の間をほぼ無言で大移動を続けるらしいです。
アルミの脚立や望遠レンズを駆使してそれはそれは凄い事になっているんだとか。
私の地域の運動会では、大人は酒盛りと決まってました。
酒の肴に私達が走ったり、踊ったりする訳です。
それ以外にも「酔っ払った大人ＶＳシラフの子供」で大玉転がしや球入れを行い、そこそこ良い勝負になってました。
そんな運動会で一番盛り上がるのが綱引きでした。
綱引きは地域対抗戦で争います。前後を酔った大人に挟まれて「オーエスオーエス」と一緒に綱を引くのが大人の仲間入りをした気分でした。
綱引き専用トロフィまで準備して一位から最下位まで決定します。「今年こそ優勝や〜」と息巻きつつゲロを吐くオッサンが毎年どこかのチームに出没してました。
足の早い奴は、晴れ舞台のリレーには裸足や足袋で臨みます。
女の子も裸足で走るのがスタンダードでした。
前置きはここまでにして、今日の「よみもの」を始めます。
小学生に圧倒的人気の運動靴に「瞬足」があります。
もちろん瞬足以外にも靴屋には色んな種類が並んでおり、それぞれ「カーブに強い」「スタートダッシュで差をつけろ」「脅威の軽さ」等のキャッチコピーが付いてます。
この度「瞬足」シリーズから、歩き始めの乳幼児向けの「瞬足ベビー」が発売されました。
幼稚園入園前の乳幼児が対象で、「簡単に履いたり脱いだりできる構造」がキャッチコピーになってました。
爺さん連中は「早歩きの孫」を肴に旨い酒が呑めるのでしょうか?
ＶＴＲで検証して貰いたいモンです。