電気二部
投稿日:2012/03/15大手の広告会社が婚活に乗り出した、という記事を見ました。
“婚姻組数が減少傾向にある一方で独身者の結婚願望は高いことに注目。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に近い感覚の独自システム
で20〜30代に訴求する。
ツインキュは、これまで一般的だった年収や学歴、身長に加えて、140項目の
問いに対する答えから診断した、
物事への価値観が合うか合わないかに基づいて異性を紹介する。
質問は「旅行の際には、多少無理をしてもいろいろなところを回りたい」「行列に並ぶのは苦にならない」など多岐にわたり、
結果から6つの価値判断のレベルをレーダーチャートで表示。
チャートの形が近い異性同士をコンピューターが自動で導き出し、それぞれに紹介する。
同社によると、価値観の診断結果に基づいて自動で仲介するシステムは、国内では初めて。”
との事です。
福袋にも婚活版が出るくらいの昨今、結婚したい人がようけいてるのでしょう。
しかも今は昔のいわゆるお見合いでは分からなかった
価値観が合う合わないまで見分けてくれる便利ものとなっているようですが、
そもそも、140項目も答えれるんであれば
自分で何とか見つけられはしないのか?と問いたくなります。
面倒くさがりな私としては
やれ「旅行の際には、多少無理をしてもいろいろなところを回りたい」
・・・そうだな、やっぱ行ったからには回りたいかな! YES!
やれ「行列に並ぶのは苦にならない」
・・・いやー、どんに美味しい言われるとこでも並ぶんは嫌やなー NO!
などをそれ以降140程こなさなきゃならないのであれば、
自分で相手くらい見つけますよ、と思ってしまいます。
最近の人たちの傾向はどうも「同じラインに並びたい」というのが強いように
勝手に思ってしまっています。
ちょっと飛び出していたり、引っ込んでいたりすると
不安に感じるのでしょうか、周りの反応を気にしたがります。
自分が良しと思えば、当然良しなわけですから、
コンピューターにはじきだされなくても的を決める事はできるのでは、と思います。
とはいえ、出会いで言えば普段ひょいひょい出会いが落ちているわけではないので、
こういったシステムは大変ありがたいのだろうと思います。
ちなみに私はもし、質問の項目で
「電気グルーヴのオールナイトの2部を好んで聴いていた」にYESと答えている人は
無条件に会いたいと思ってしまいますが、ほぼゼロに等しいでしょう。
好みは十人十色です。