押入松井

投稿日:2012/03/05
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シリカゲルの事を勉強しました。
シリカゲルとはお菓子などについている乾燥剤で、あんなに小さいのに実は大きなパワーが秘められているらしいのです。
シリカゲルが水分を吸着する方法は「物理吸着」と「化学吸着」の二通りあります。
「物理吸着」は無数の穴ぼこが水分を吸着するシステム、「化学吸着」は化学反応で水と結合するシステムだとか。
よく解りませんが、例えば活性炭が臭いを脱臭するのは、炭の穴ぼこに臭いの成分を取り込む形状だから可能なんだそうです。
同じ様にシリカゲルは、臭いではなく水分を穴ぼこに取り込んでくれます。
シリカゲルの縁の下の活躍のお陰で、煎餅や海苔はパリッとしているのです。
先日、押し入れの中に設置していた「水が溜まる小箱」が倒れているのを発見しました。
小箱からは液体が全て流出しており、一面ベタベタです。
不幸中の幸いで臭いはゼロでした。
この惨劇がいつ起こったのかは解りません。
シリカゲルのせいでか、水分は蒸発せずジットリと湿り気をまんべんなくキープしていました。
雑巾で拭いても又ジットリしてきます。
打つ手がありません。
松井秀喜を押し入れに閉じ込めれば、頬で吸水してくれるのでしょうか。


カテゴリ:企画会議