新社会人
投稿日:2012/04/15新社会人の皆さんも、新しい生活に馴れた頃だと思います。
思えば新生活のスタート時は、桜はまだ蕾だったハズ。それが見事に咲きましたね。
今や、あんなに咲き誇っていた桜も花吹雪となって散りました。
今では黄緑色の葉っぱが幅を利かせだしています。
夢一杯で憧れていたアナタの新生活、それらの暗澹たる前途をあらわしているかの様です。
さて、桜の季節は(ミニ)デパートの屋上が大変な事になっています。
一階の大駐車場に比べ駐車台数が少ない屋上は、免許取り立ての若葉っち達の実践練習場と化しているのです。
早い話が道を乗るのはまだ怖いから特訓をしているのです。
練習場では主に車庫入れを練習している人が多い様子です。
先日も私が駐車した近くで、若い女性の若葉っちと年配女性コーチが特訓をしていました。
やれ「ハンドルを切るのが早い」だ「遅い」だ「もっと後ろ」だ「前すぎ」だと言われていました。
上手に駐車しても「ハイ、もう一回」と言われてリトライをしています。
面白いので見ていました。
まるで変質者です。
それに気付いた若葉っちは車を降りて、コーチと二人で話しをし、コチラの様子をうかがってきます。
仕方なく観察を諦めました。
しばらくして、私は私の用件を済ませ車に戻りました。
既に特訓は終了したらしく二人の姿はどこにもありません。
屋上から下に降りると、さっきの車が途中の坂の壁にぶつかってハザードランプを点滅させていました。
助手席の若葉っちが運転席のコーチに対して何やら怒号をあげてました。
はっきりとは聞き取れませんでした。