肉体改造

投稿日:2012/04/21
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防災ハザードマップが公開され、各地の自治体は新たな地震対策を行っています。
私たちも「国だ」「県だ」「市だ」「町だ」「近所だ」と他人任せにするのではなく、個人単位でも意識を高めなければなりません。
三重県の沿岸部では、南海トラフの影響で20mを超える津波が予想されています。
そんな中、南伊勢町での防災対策が紹介されていました。
海に面した同町は、20mより高い建物がほとんどありません。
にもかかわらず「地震発生から20分で津波が到達するかも」と仮想されてしまいました。
同町は海と山に挟まれた地形で、その間を国道260号線が走り、道沿い&海岸沿いに民家が建っています。
20mを超える山の方の高台へは、成人男性でも徒歩15分。
万一地震がきて、津波発生となった瞬間に逃げ始めたとして、5分しか余裕が無いのです。
お年寄りの方は、当然ですが更に時間がかかります。
高齢化が進む同町の取り組み方法は『足腰を鍛える』でした。
体育館の様な所にマットを敷いて、お年寄りの皆さんがストレッチをしています。
足を曲げたり伸ばしたりしている様子です。
足腰を鍛えて、いち早く山へ逃げる方法を選択したのです。
その記事の写真に、私の母親は写ってませんでした。
大丈夫なんでしょうか。
母の日にはプロテインを贈ろうと思います。


カテゴリ:企画会議