駅弁刑事をご存知でしょうか。
この「よみもの」内で時折紹介している２時間ドラマです。
ドラマに興味ゼロ男な私が唯一と言っていい、
新聞のテレビ欄に「駅弁刑事」の名前が載っていたら
「見なくては！」と思うドラマです。
それがこないだ放送していました。
駅弁刑事の特徴は以前ここでも述べた通り、
「駅弁」が一応のキーアイテムとなって物語は進んでいきます。
しかし、気付いたことがあります。
この駅弁刑事に出会ってから何回か見た内容で、
私が大いに注目しているのは決して駅弁ではないということでした。
駅弁刑事には主要人物が４人出てきます。
主人公・・・駅弁刑事
主人公の上の管轄の刑事・・・北村
突然現れる自称ジャーナリスト・・・みなこさん
主人公の上の管轄の刑事の上司・・・西村雅彦(俳優名)
大まかの流れとして何か事件があると、必ずと言っていいほど駅弁刑事と北村が絡み、
みなこさんがそれを何故かサポートし、組織として色々と大人の事情があるのだよ、と
駅弁刑事と北村のコンビネーションに対して壁をつくる上司、という感じです。
話としては大して面白いものではありません。
しかし、上司の西村雅彦以外の役者が噛み噛みで演技を進め、
突っ込みドコロが満載な所と、駅弁刑事と北村は実生活で親子であることを
こないだ旅番組で知ってから、親の七光が光らない北村のぼんやりとした演技に納得をし、
色んな背景を感じながら観る事が、このドラマの駅弁に勝る大きなキーポイントであることを、
観たアナタはきっと分かることと思います。
何はともあれ、この先「駅弁刑事」という文字が出ていたら注目して下さい。
やみつきになること間違いなしです。