戦争勃発
投稿日:2012/05/12(昨日の続きです)
しばらくして自然とガチャガチャをやりたい日はAへ、ゲームをやりたい日はBへ、やっぱり菓子が好き的な日はどちらかへ行く事になりました。
せっかくのガチャガチャの効力が薄れたAの店は、チョコバットのツーランシステムを導入します。
本来のチョコバットのルールは
『ホームラン一枚で一本、ヒット四枚で一本』ですが
『ホームラン一枚とヒット一枚で二本、ホームラン一枚とヒット三枚で四本(四本迄)』の画期的なシステムです。
世間のインベーダーブームを尻目に、Aはチョコバットブームで子供の射幸心を煽りハートを鷲掴みにする事に成功しました。
しかし、子供の間でヒットの売買が闇で行われたり、
他店のホームランやヒットを流用などの不正が明るみに出て問題になります。
対策としてAはチョコバットに一本ずつマジックで『A』と書き出しました。
『A』と刻印が入ってないチョコバットは無効にしたのです。
しかし、その対策は中身が砕けるデメリットがありました。
その後、Bも遅ればせながらツーランシステムを導入。
AとBのチョコバット戦争は続きます。
その頃には私は、隣の地区の駄菓子屋Cに自転車で通っていました。
Cはベビースターラーメンにお湯を注いで箸をくれたのです。
ベビースター戦争が勃発したかの記憶は定かではありません。
たまたま前を通ったら、AもBもCも閉鎖してました。