東海林本

投稿日:2013/01/28
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古本屋に単行本を買いに行きました。
東海林さだおの丸かじりシリーズで、
何かの雑誌に連載してるコラムを、何回か分でまとめてある、昔からあるものです。
最近読み出したのですが、読んでる最中も読後も、別に何も考え無くても大丈夫な「寝る前文庫」としては最適な本だと評価しているのです。
タイトルはすべて『○○の丸かじり』で、○○には食べ物が入り、
背表紙は緑色をしています。
既に何冊かは持ってますが、ロングセラーの為にまだ読んでいないのが多いのです。
所持しているのを買う失敗は避けたいので、
持ってるのをキチンとメモして向かいました。
メモには、
「タケノコ」
「トンカツ」
「ナマズ」
「パンの耳」
「親子丼」
「タクアン」
「マツタケ」
「ゴハン」
と書きました。
これらが○○の中に入って完成しているのです。
古本屋は105円コーナーとそれ以外に区分けされていました。
それ以外はおおむね315円です。
一軒目の店は105円コーナーには、既に持ってるのしかありませんでした。
仕方なく、それ以外コーナーで探すと、そこには三冊もありました。
値段を見ると案の定315円でしたが、奇跡的に一冊だけ105円が紛れていましたので、即ゲットしました。
たちまち「タコ」を手に入れたのです。
二軒目の105円コーナーはびっくりする程たくさん並んでいて、持っていない
「ケーキ」
「おでん」
「タヌキ」
をゲットして帰りました。
しめて420円の散財です。
今夜からの枕元には、
「タケノコ」
「トンカツ」
「ナマズ」
「パンの耳」
「親子丼」
「タクアン」
「マツタケ」
「ゴハン」
「タコ」
「ケーキ」
「おでん」
「タヌキ」
の12冊が並ぶ事態になるのです。
しかもこれらは全部105円コーナーからやって来たのです。
物理的には頭が狭く、心理的には貧乏臭い寝づらい寝床で、
どんな夢を見るのでしょうか。


カテゴリ:グルメ