晩酌之肴
投稿日:2013/01/07晩酌用に、チーズ味の菓子を買いました。
六袋で個別に包装されてますが、味は一種類です。
小さな袋には、カリカリしたチーズ味の三角形の物体が十五個位と、
豆が四粒入っています。
カリカリ三個に豆一粒のペースで食べねばなりません。
心して取り掛かりましょう。
最初は順調でしたが、酔いが進むにつれて、
豆だけを選んで食べている自分を発見しました。
小袋を開ければ、豆を全滅させてしまうので、
後半の中身はカリカリだけになってしまってます。
何度も軌道修正しますが、知らず知らずに指が豆を欲してしまいます。
これでは主役のカリカリを買った意味がありません。
店の棚には、豆オンリーの菓子も沢山並んでいたのですから。
そんな負け組な晩酌に疲れ果てて、
小袋の裏面を見ると、
成分表示の横にレシピが書いてありました。
この菓子を「更に美味しく楽しむ方法」なんだそうです。
「切ったチクワの穴に、カリカリと豆を詰めるだけ」で、美味しさアップなんだとか。
指示通りに詰めてみようと、チクワを切りました。
小さく切ったのでカリカリと豆の両方は入りません。
カリカリチームと豆チームを作りました。
もちろんカリカリチームが多数派となりました。
食べてみると、カリカリはチクワのクニクニ感と喧嘩してしまい、
お互いの良さを消し合ってます。
豆は塩味こそ強調させますが、チクワを無視して我が道を行く感じがします。
結論としては、アップどころか三者共に大幅なダウンでした。
試しにキュウリを詰めたモノも作成し比べました。
三種類の中では、断然キュウリの勝利です。
カリカリと豆も、最終的にはマヨネーズで食し片付けました。
チクワの良さのみに頼った料理です。
相性って大切です。
マヨネーズって偉大です。