電飾施設

投稿日:2013/12/19
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イルミネーションを見るとき、
どのような佇まいが正解なんでしょうか。
冬になると一般家庭から施設まで、
色んなところでイルミネーションをしています。
ここら辺で一番有名なのは「なばなの里」だと思われます。
ニュースでも今年のなばなの里は!的な感じで、
紹介をされていますが、
それと共にテレビに映るお客さんの姿に、
毎年ながら何かしらの疑問を抱いてしまいます。
イルミネーションを囲むように人がゾロゾロと移動していきます。
イルミネーションは基本、一つ一つが大掛かりです。
ですので一個のイルミネーションを見るのに、
だいたい30歩くらいの歩みを進める訳ですが、
何かを見ながらの歩みは思う以上に遅く、
一度見て『わぁスゴイ!』と思ったイルミネーションを、
思った瞬間からだいたい10分くらいは見ていなければなりません。
その間の佇まいは一体何が正解なのでしょう。
ゾロゾロ歩く彼らはどのような事をしているのでしょう。
自分に置き換えると、
見た時に一気に上がるテンションはすぐに急降下し、
後半には『飽きました』となるでしょう。
だからと言って全く違う関係のない話をしたら、
それはそれでせっかく出向いた意味がないように思います。
かといって、イルミネーションの感想を
10分も語れる感受性は持ち合わせていません。
終始無言では楽しんでなさそうに見えます。
ずいぶん昔に会社の社員旅行で神戸に行きました。
神戸にはルミナリエがあり、
何やらとてもキレイであると聞いてはいましたが、
それを会社の人と見るなんて罰ゲームにも程があるので、
鑑賞を辞退したのですが、
あの時、彼らは一体何を語り合っていたのでしょうか。
謎は深まるばかりですが、
それが分かる頃にはロマンチックの意味もおのずと分かってくるのでしょう。
私にはこの先、必要のないカテゴリーではありますが。


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