天元戦声
投稿日:2013/12/02天元戦というのを知っているでしょうか。
新聞に乗っている囲碁の対戦についての事です。
私は白黒の物はすべてオセロという感覚ですので、
囲碁がどのようなルールで、
どのような形で勝利していくのかさっぱり分かりません。
天元戦の隣には王位戦が載っており、
こちらは将棋の対戦についての事になります。
どちらもスポーツ欄に載っている辺りから、
卓上のスポーツという位置づけなんだろうと思われます。
たまたま目に止まった天元戦に
「バリトンの利いた秒読みの声が、容赦なく両者を追い立てる。」
という一文が載っていました。
どうやら天元戦の時間を読み上げる係の人は、
そうとう良い声なんだろうと思います。
その声で容赦なく追い立ててくる訳ですから、
ものすごく精神的にガッツリくる感じなのでしょう。
確かに、声というのは非常に重要な役割かもしれません。
きっと対戦中というのは、両者とも次の一手を頭の中で考えている訳です。
回転で言えば、ハムスターが100匹ほど総動員といった感じでしょう。
そこへ時間を読み上げる声が、
もし「さかなくん」だったら、いたたまれません。
時折「ギョギョッ」というアドリブもかまされます。
声が高い上に、気が散って仕方ありません。
視線にちょいちょい見切れるのはあの魚の帽子です。
真剣に対戦をする気がどんどん失せてきます。
他にも山寺宏一でもやっかいです。
彼は7色の声を持つと言われていますし、
今までたくさんの役者の吹き替えをしてきています。
天元戦の記事には、
「秋山は秒に追われ『いや、分からない』『参った、仕方ない!』と
半ば叫ぶようにこの手を打った。」
と書いてあります。
もし時間を読み上げるのが山寺宏一だった場合も、
同様の結末が待っているように思います。
とりあえず最後に言っておきたいのは、
「私は天元戦を応援しています!」
です。
フォローです。