食料危機
投稿日:2013/05/16「チーズかけて焼いたら何でも美味い」が私の中の諺ですが
ニュースで流れていたのはセミにチーズをかけて焼いていた食べ物でした。
国連が「昆虫を食べよう!」と推奨する報告書を発表し、
それに向けての「昆虫の食べ方」的なものでした。
昆虫は栄養価が高くどこにでも生息し、すぐに繁殖するので環境への負担が少ないそうです。
ただ、昆虫の見た目がよろしくないので、
ニュースではブツ切りにしたセミにチーズをかけて焼いていました。
他にも天ぷらのかき揚げにされている虫も紹介されていました。
確かにチーズがけは、ほぼチーズに隠れて虫要素はあまりありませんでしたが、
かき揚げに関してはどう見ても「紛れ込んだ」感が否めず、
お店で出されたら100%クレーム対象となるような風貌でした。
虫については詳しくありませんが、
虫側からすれば見た目が悪いんなら食わなくて結構!と、
思ってはいないでしょうか。
彼らには敵がいっぱいいます。
空からも地上からも襲ってくるヤツはいます。
しかし彼らからしてみれば、見てくれの悪さで左右されず、
「生きる」という目的のみで捕えられ食されるのであれば、
致し方ないという部分もあると思いますが、
私たち人が「食糧危機とかもあるし、食べてみようと思うけど
見てくれ悪いからチーズかけてごまかしちゃお!」とかなれば、
「それは人としてどうかと思うよ」と言いたくはならないでしょうか。
しかしながら、チーズかけたら何となく食べれそうと思うのは、
やはり人としてだからなのかもしれません。
私の諺がどの食べ物にもフィットするという日は
そう遠くないのかもしれません。
ただ一つ危惧している事は、
食料危機の際に、チーズをどこから調達するのかだけとなりました。