屋上相席

投稿日:2013/07/27
neko.jpg

なんだかんだでもうすぐ8月です。
そうこうしていたら次は正月だなんて言い出します。
今は暑くて毎日ビールが飲みたくなりますが、
知らぬ間におでんに熱燗という形になるのでしょう。
私だけなのかもしれませんが、
夏の方が酒に酔うのが早いように思います。
暑くて汗を流すからなのでしょうか、
ビールを摂取すると瞬く間に酔いの入口が見えます。
ビアガーデンなどはきっとすぐに酔ってしまうのでしょう。
ところでビアガーデンは1人で行けるものなのでしょうか。
かつては1人では難しそうな「鍋」や「焼肉」なども、
今では1人で食べに行く人もいますが、
ビアガーデンはどうなのでしょうか。
皆が皆、1人で来ている「1人客席」があれば、
例え1人でやってきても同士がいる安心感で何とか過ごせそうですが、
仮に「相席」となった場合はどうなんでしょうか。
ビアガーデンでイメージするのは、
プラスチックの安っぽいビーチによく置いてある丸いテーブルです。
4人掛けであった場合、相席なら残りの3席に何らかのグループが来る訳です。
3人がまずビールを手に取り「かんぱーい!」とグラスを上げると、
恥ずかしながら自分も手がピクっとなってしまいそうです。
そして多分、心の中で「乾杯」と小さくつぶやくかもしれません。
食べ放題の料理も、一人ならせいぜい2・3品が自分の前に置かれていますが、
相席の彼らはグループですので様々な品が陳列し、
少し申し訳ないな、という思いを互いに持ちながらの2時間となります。
ビアガーデンを制する者こそ、本当の意味での独り立ちなのかもしれません。


カテゴリ:グルメ