鳩害会議

投稿日:2013/08/30
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ネットで鳩の被害の相談を読みました。
自宅の玄関だかベランダだかに、
鳩がやって来て困っている。
何度追い払っても来てマイっている。
このまま巣を作られたらどうしよう。
こんな内容でした。
毎回、感じるのですが、誰かに何かを相談する際に、
最近はネットを使う人が増えています。
相談する側が、顔が見えない方が、都合が良いのでしょう。
ラジオの電話相談だと、イントネーションで地域が解ったり、
ひょっとすると当事者が聞いているかもしれません。
どこかの誰かさんが、何かをほざいていても、
まさか自分が当事者とは感じにくいものなのでしょう。
鳩に困ってる事ならともかく、
例えば浮気とか、会社の金を横領とかの相談を、
知り合いにしたら、どこでどう大騒ぎになるか解りません。
自分以外の他人は、まず疑ってかかるべきなのでしょう。
くだんの鳩の件ですが、
「業者に頼め」とやたら現実的な人、
「私も困ってます」と同調するだけの人、
「CDをぶら下げても効果はありません」と失敗談を話す人、
「ホームセンターを見に行ってから相談しろ」とバッサリな人、
「トゲトゲのマットを枝に巻いて撃退しました」と成功例を自慢する人、
「鳩のふんは健康を害する可能性があります」と脅す人、
「撃退グッズは百均にもありますよ」とお得情報を提供する人、
等など様々な意見が寄せられてました。
たかが鳩、されど鳩。
相談者は、「とりあえず近所のダイソーを見に行きます。皆さんありがとうございました」と終決を宣言して、
コーナーは無事に終わってました。
短時間で有効な意見や無駄な意見が寄せられてましたが、
鳩を追い払う行為について、私は今まで考えた経験が無いので、
そんな質問に答える人が全員変に思えて、興味深く感じました。
解答者の中に「鳩の目を見てください。可愛いですよ。卵を産んでから21日で孵化します。その間だけ待ってあげてくれませんか。」とトンチンカンな人がいましたが、
当然、全員からスルーされていました。
私はそのトンチンカンに一票を投じました。


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