犬派生論
投稿日:2014/01/19犬について考えたいと思います。
私が子供の頃は、
犬と言えば白か黒で三角耳の毛足の短い、THE犬といったものだけでした。
日本らしい犬、という感じでしょうか。
それからやがてカタカナの犬種が増えていき、
今は室内犬がスタンダードな感じです。
私達が犬に抱くイメージは、
犬の風貌などに大きく作用され、
言わば勝手にそういうキャラ設定をしてしまっている、
そう思いませんでしょうか?
例えば柴犬。
彼らの立ち位置は弟です。
何故かと聞かれると、
何となくそんな感じとしか言い様がありませんが、
『分かる』って方も結構いるのではないでしょうか。
チワワは見た目の感じから、
まるでヌイグルミのような可愛い奴だろうと
勝手にそういうキャラを押し付けていたりしますが、
チワワの中にはやさぐれた奴もいたりするでしょう。
『可愛いとか言ってんじゃねぇや、このブス』
『ミルクじゃ物足りねぇんだよ、ウイスキー持ってこいや』
『震えてんじゃねぇよ、武者震いだよッ』
そう思いながら飼い主に接しているかもしれません。
犬の考えていることは分かりませんから。
かくいう私も、見た目の印象でキャラを決められることがあります。
社交的なように見えますが、
部屋の隅であやとりとかしていたいタイプです。
乱暴者に見えますが、
迷子や捨て猫とかにめっぽう弱いです。
豪快そうに見えますが、
敏感肌で保湿クリームが手放せません。
やさぐれチワワとは逆方向でありますから、
このギャップがたまらないという女性も多いようです。
キャラというのは、
やはり自分発信であることが何よりですって、
犬の話から随分と脱線してしまいました。
今日の講義はここまでです。