湿気紙巻

投稿日:2014/01/08
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時々痛む肛門に、私は労りの気持ちを込めて
赤ちゃん用のおしりふきを使用しています。
ウォッシュレットに対する思いは、
以前のよみものにて述べているので、
私はたぶんきっとこれからも、
労りイコールおしりふきの人生を
歩むのであろうと思っています。
ふと思ったのですが、
いつから人は「おしりふき」を卒業するのでしょうか。
また、何故赤ちゃんの尻には「おしりふき」なんでしょうか。
たぶん、きっと赤ちゃんの肌は弱いから的な意味合いと、
清潔面を踏まえてのことだと思われますが、
それであればトイレットペーパーは、
通常で湿っていても別段問題ないように思います。
人は赤ちゃんの時は優しく尻をぬぐってもらっていたけれど、
成長するにつれてトイレットペーパーでの修業を重ねていく訳です。
トイレットペーパーでの摩擦で柔肌だった尻も
人と同様どんどん強く成長していきます。
よほどの何かがない限り、1日1回は尻は戦いを繰り広げます。
良い時もあれば悪い時だってあります。
時には苦戦を強いられ、負傷することだってあるわけです。
それが大人になるってことなのであれば、
ウォッシュレットの誕生は「原点回帰」ではないでしょうか。
「あの頃のように尻に優しさを」
ではなぜ、最初から尻を拭くものには湿り気を、という発想に至らなかったのでしょうか。
何やら巡り巡って遠回りをしているように思えるのです。
ただ、ひとつ言えるのは湿り気あるもので拭くのは気持ちいいです。
非常にさっぱりした気持ちになります。
できれば今からでもいいので赤ちゃん用ではなく、
通常で湿り気を帯びたトイレ用の紙を開発願いたいです。
なぜなら、おしりふきはたかが尻を拭くだけですが、高いのです。
ごほうび感覚ではなく、常に優しく接したいのです。
尻だって優しさに触れたいもんなんです。


カテゴリ:出会い