少数精鋭
投稿日:2014/10/19人手不足、という言葉を耳にするようになりました。
つい数年前までは働きたいのに働き口がない、
という状態だったのに、
世の中と言うのは思うよりもずっと、
早く動くものなんでしょうね。
さて、意外な職場にも人手不足があるようです。
AV男優が現在、実質70人くらいしかいないそうです。
これが果たして多いのか少ないのか、
数字だけでは分かりませんが、
AV女優の方は1万人いるんだそうですから、
そうなると圧倒的に少ない訳です。
現場では「またこいつか」と思われる率が高いという事でしょう。
これはなかなか難しい問題です。
また、70人の内、ベテランの域に達しているのは、
60人くらいだそうで、新たな男優が育っていないという問題もあるようです。
という事は、60人の内、果たしてどのくらいの人数が、
「そろそろ引退」という歳に達しているのでしょうか。
まだまだひよっこの10人が、この先ベテランにレベルアップしたとして、
その後に続くのは何人くらいいるのでしょうか。
おおげさに言えば、AV男優界の跡継ぎ問題という感じでしょう。
ニーズがある間は、このまま先細りという訳にはいきません。
かといって、いくらベテランで神様的な存在であったとしても、
70歳を越えてまで続けられるものではありません。
ビジュアル的に。
いや、ひょっとすると、むしろそっちの方向にこそ光があるのかもしれません。
言わば、目指せ加藤茶!という感じでしょうか。
超ベテランの70歳と、若い女性というシチュエーションは、
世のシルバー世代に「わしだってまだいける」という希望を与え、
中堅世代は「私もまだまだ負けてはいられない」という闘争心を与え、
若者世代は「若者な俺はもう少しで諦めるところだったよ、ありがとう」という
更なる犯罪を思いとどまらせる金田一少年のように爺さんを見る事でしょう。
という訳で、例え70人であってもまだまだやれる可能性もある、
という事でこれからも頑張っていってほしいと思います。