ドラフト会議が行われました。
色々と話題になっていますが、
私だってドラフト会議に参加してみたいです。
選ばれる側というのは「そりゃ、欲張りすぎだろ」と思われるので、
選ぶ側で妄想してみたいと思います。
もちろん、野球ではありません。
例えば「旅館の朝ごはん」というのはどうでしょうか。
ドラフト会議の如く、皆背広で宴会場に会します。
ご飯、味噌汁、漬物はベースとしてある体で、
おかずをどうするかのドラフト会議です。
もちろん、指名でかぶれば抽選となります。
良いおかずをゲットできれば、素晴らしい朝食となりえる訳ですが、
その分リスクも大きいという寸法です。
ではどのようなおかず達が顔を出すでしょうか。
ベタな所で、鯵の干物、鮭の塩焼き、卵焼き、サラダ、煮物、きんぴら、佃煮・・・
少し工夫を凝らして、朴葉味噌、湯豆腐、温泉卵、イカのお刺身、サイコロステーキ・・・
これは無いだろう、というのもあります。
せっかくの旅館なのにハムエッグとか、スクランブルエッグとか、
納豆もパックのままだったり、ウインナーなどでもがっかりします。
和食の中に洋風のものがひとつあったりしても、楽しいですし、
干物なんかも「自分で軽くあぶる」といった舞台装置があってもいいですよね。
そんな訳で１位指名は、「朴葉味噌」でしょうか。
夕食に出る場合もありますが、夕食では持て余してしまいます。
やはりご飯と共に食べるのが一番ではないでしょうか。
２位指名は「温泉卵」ですね。　あの「一口で終わる」というのがいいものです。
３位指名は「鮭の塩焼き」をいきたいです。
干物などは「むしる、ほじる」といった作業が入り、朝からのテンションでは、
少しイライラしてしまいますが、鮭の「すっとくずせて、すっと食べれる」感覚は、
やはり朝の定番ではないでしょうか。
そんな朝食ドラフト会議は私と同じような思いをする人も多く、
やはり指名がかぶり抽選となります。
そして最終的に揃ったラインナップは「ハムエッグ、温泉卵、納豆」といった感じで、
やっとゲットできた温泉卵も一口で終わってしまうという、
何とも切ない朝食になる、なんていう妄想をしながら今日は終わりたいと思います。