先日、久しぶりにサザエさんを見ました。
何周年記念的なやつだったと思うのですが、
３０分番組を1時間に拡大してしていました。
一番、見たかったのは「ミュージカル風サザエさん」でしたが、
後に残ったのは「どうして歌ったんだろう」という、
消化しきれない疑問だけでした。
そんなサザエさんですが、時代設定としては、
たぶん「昭和のよき時代」的なものだと思います。
しかし、もしサザエさんを今現在に置きかえるとどうなるでしょうか。
少し考えてみたいと思います。
家や間取り、家族構成等変更することはなく、
ただ時代設定を「平成26年」とするのです。
まずそれぞれの服装なりは今のように変更するでしょう。
波平とフネは着物スタイルからジーンズ等に変更でしょう。
サザエさんなんかは24歳ですから、
だいぶ若い格好をしなければなりません。
マスオも28歳ですので、あの貫禄は一切排除でしょう。
カツオやワカメも半ズボンまたはパンツの見えるスカートは、
おのおの変更せねばなりません。
タラちゃんは、ギリセーフではないでしょうか。
髪型もそれぞれ、それなりに変更せざるを得ないでしょう。
特にサザエはパーマだけど「ゆるふわ」くらいにとどめておきたいです。
ここまででだいぶ印象が変わります。
さて、生活も大きく変化することでしょう。
サザエはママ友との関係に悩むでしょうね。
波平やマスオさんは毎日残業しないと養っていけないでしょうし、
カツオやワカメはＤＳに夢中で家族の会話は激減、
タラちゃんは敬語でしゃべる意味をなくしていくことでしょう。
三河屋さんは来ませんし、「遅くなる」の連絡は黒電話ではなく、
メールやラインといった体でしょうか。
ここまでくるとサザエさんという物語は何も生み出しやしないでしょう。
ただ、ひとつだけ昭和でも平成でも、ましてやこの先の未来でも、
何一つ変わらないものがあります。
タマです。