突然恋愛
投稿日:2014/02/15恋というものは予期せぬ内にやってきます。
例えば、一目惚れ。
その人の事をある瞬間から、
好きだとはっきり分かるというのは、
実は非常に不思議な現象であると思われます。
もちろん、恋愛関係だけではなく、
服だったり、音楽だったり、
そういった部分でも一目惚れは発生します。
今回は恋に焦点をあてたいと思います。
少し前に、とある記事を発見しました。
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◇低い声、ハートに響く ペンギンが恋の猛アタック◇
松江市大垣町のテーマパーク「松江フォーゲルパーク」で、
雌のペンギンが男性飼育員のNさん(40)に求愛のポーズを取っている。
Nさんの低い声に魅せられたとみられ、全国的にも珍しいという。
もうすぐバレンタイン。恋の行方は・・・?
園には16羽のケープペンギンが飼育されている。
恋の主役は園で生まれ育った10歳の「さくら」。
ヒトで言うと30歳前後だ。昨年12月からNさんに恋の猛アタックを始めた。
その姿を見つけると、素早く追いかけ、首を振ったり、腹を地面につけて繁殖のポーズを取る。
さくらには雄の「ムサシ」というパートナーがいたが、昨年10月に死んでしまった。
しばらくはムサシを探すような行動を繰り返していたが、お目当ての相手はNさんになった。
園によると、ペンギンは大きな低い声を好み、
人に育てられたペンギンは、人に求愛行動を取ることがあるという。
Nさんは9歳の雌の「はるか」にも好意を寄せられるなど“モテモテ状態"。
Nさんが他のペンギンの世話をすると、嫉妬したさくらが手にかみつくことも。
Nさんはおかげで園で人気のペンギンの散歩ショーの担当が出来なくなってしまった。
手足が傷だらけのNさんは「肉食系は苦手」と苦笑い。
「ペンギン同士でパートナーを作ってほしい」と話している。
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今までただの作業してくれる人だと思っていたNさんに、
急に降ってわいた恋心です。
もう止められません。嫉妬だってあるんです。
ただ、ひとつ素晴らしいと思うのは、
さくらはペンギンとしてNさんを求めているという点です。
自分を人だと勘違いしての感情ではないということが、
このラブストーリーの重要な部分であると思われます。
Nさんは言います。「ペンギン同士でパートナーを作ってほしい」
でも違います。
さくらは違う生物と知りながら愛してしまったのです。
姫と田吾作の関係よりずっと難しいのです。
是非、さくらとはるかとNさんをモデルに
昼ドラを製作して頂きたいと思います。
これ以上の悲恋はないように思うからです。
頑張れ、野津さん!