人格之差
投稿日:2014/02/06暦の上では春なんだそうです。
昔からこの「暦の上では」に対して、胡散臭さを感じていました。
特に「立春」は、クソ寒い日がまだまだ続きますから、
嘘八百にもほどがあります。
実際に、比較的暖かいとされるこの辺りでも雪が降りました。
いい加減に、暦と実生活のズレを矯正しても良い気がします。
ズレというのは生活上で他にも発生します。
例えば「良い人なんだけど・・・私はちょっと・・・」
と異性から必ず言われてしまう人がいます。
仮にMとしておきます。
その周りの友人などからは、
「あいつ良いヤツだよ」
「俺はあいつを推薦するよ」
と、絶大な支持を得ているのにも関わらず、
いざ紹介をし何度か相手とやりとりをする内に決まって、
「良い人なんだけど・・」という返答がなされるのです。
紹介をしようとする段で、相手には「どんな人が良い?」
と必ず聞いて、なおかつ相手からは、
「普通に優しい人なら全然いいよー」等の返事をもらっており、
満を持してMを送りだしているのにも関わらず、
なぜかMは引っ掛かって来ないのです。
一体、何がズレているんでしょうか。
よく言う「普通の人」というのは、周りにいそうでいないというのを耳にします。
しかし、本当に普通の人だと何か物足りないとでもいうのでしょうか。
ちなみにMのスペックは、
中学時代は生徒会長+バレー強豪校での主将を務め、
趣味はマラソンと空手、
タバコは吸わず、お酒はたしなむ程度、ギャンブル一切せず、
一級建築士の資格を持ち、東京の大手企業に勤め、貯金はあります。
ただ、話がびっくりするほど面白くありません。
Mに必要なのは、パーティージョーク集の丸暗記とでも言うのでしょうか。
少なくとも私は、Mがパーティーでジョークを言っていたならば、
そのズレを直すように最大限の努力をするように思います。
最後に、Mに興味が沸いた方は是非ご連絡下さい。
その代わり「良い人なんだけど・・」という言葉は受け付けられませんのであしからず。
この結びの辺りが、胡散臭さの真骨頂となってます。