真似声優
投稿日:2014/03/24キャプテンを久々に見ました。
この漫画は私が子供の時から好きだったもので、
主題歌と終わりの歌を今でもバッチリ歌えます。
墨谷二中の歴代野球部キャプテンが主人公となり、
それぞれの代の物語を描いています。
こないだ見たのは初代キャプテン谷口の時代の話で、
初代時代一番のクライマックスの、全国制覇をしてきたばかりの強豪青葉との再試合でした。
厳密に言うと、谷口の前任のキャプテンも登場するのですが、
何故か谷口が初代と認識されており、
その辺りの疑問は漫画の中でも卒業した二代目キャプテン丸井が写真を持ってきた行動により、
幼い私は一層不思議に感じたもので、
未だ謎は謎のままですが、今回は慣例に従って谷口を初代として進めます。
しかしながら、当時からもう一つ思っていた事がありました。
三代目キャプテン「イガラシ」についてです。
声優さんが誰かは分かりませんが、
とにかく棒読み感がぬぐえないテイストになっています。
昭和時代のドラマに出てくる子役のような喋り方です。
もしくは小学生が国語の時間に教科書を皆の前で読むような感じです。
もう少し、何とかならなかったのか。
誰か「ちょっと棒読みじゃないか?」と言わなかったのだろうか。
設定としてはイガラシは中1ですが、
棒読み感と声のトーンと棒読みからくる落ち着いた雰囲気が、
どうにも子供の様な感じがしなくて、違和感があるのですが、
そこに特徴があるがゆえに、非常に真似やすく、
戯れに真似てみたのですが、
いかんせん万人が分かってくれるようなメジャーなアニメではないので、
一人で楽しむだけとなっています。
話は変わって、同じチャンネルでゴルゴ13の新しいのがやっています。
その中でゴルゴ13役の声優さんが舘ひろしです。
ただ、ゴルゴはあまり喋らない役なので、
1話で発する言葉が「要件は何だ」とか、「部屋はあるか?」とか、
そのくらいで終わることが多々あります。
基本、低い声を出していればゴルゴ13にならなくはないので、
こちらも戯れに真似てみるのですが、
ゴルゴがあまり喋らない為、私の方も5文字、
もしくは10文字程度の文字数で終わってしまいます。
そんな時、ゴルゴがいやに話す回がありました。
これは参考になるのでは、と真剣に見ていたのですが、
ゴルゴが話せば話すほど、ゴルゴ像から遠ざかっていくのです。
声の強弱やスピードなど、
「舘ひろしよ、そのゴルゴはどうなんだい?」という感じでした。
棒読みでも成り立つのか、また言葉が少ない方が完成度が高いのか、
どちらにせよ、声優と言うのは思うより難しい仕事なのかもしれません。
最後になりますが、この先戯れにも皆様の前で真似ることはありませんので、ご安心願います。