消費増税

投稿日:2014/04/03
2014/03/29 01:18

消費税が上がりました。
ニュースでは身なりのキチンとした若い主婦の方が、
「家計は大変ですよね」とコメントしていましたが、
裕福そうに見えてしまいますので、
できれば富永一郎が描くお母ちゃん的なスタイルを
実写で取り入れている主婦の方にコメントを頂いた方が、
よりリアルに増税の重みを感じられるように思いました。
主婦の方からすれば、毎日の生活の中で一番身近に値上がりを感じるのが、
食費なんじゃないでしょうか。
スーパーでは価格がやはり今までと変わってきますので、
「値頃感」を出すのが大きなポイントなんだそうです。
値頃感と一口に言っても、どのように伝えるのかは難しいでしょう。
例えば「98円均一」と書いてあっても、
消費税5%のときは、そのまま98円だったわけですが、
その下に小さく税込105円と書いてあったとしたら、
「何だよ、100円以上かよ」となるのは目に見えています。
潔く「105円均一」とした方がいいのか、というと、
やはり100円を切った数字を出したい思いもあり、
値頃感とは難しい物だったりするわけです。
やはりここは「お値段以上」の何かを演出するのがいいのではないでしょうか。
例えば、「98円」の文字をものすごく豪華に見せる訳です。
金色を付けたり装飾を配置したり、すごい豪華な98円にするんです。
すると、その豪華さに一瞬「え?980円?」と思ってしまうくらいにまで持っていって、
二度見した時に「98円」だったら、「何これ!すごいお値打ち!」となりはしないでしょうか。
それが例え税抜き価格であったとしても、お値打ちに心を奪われた主婦は、
得をしたような気持ちなので、105円となったとしても十分値頃感を感じるのです。
また、商品を入れておく場所にも工夫をこらしてはいかがでしょうか。
缶詰を98円均一で売る際に、今まで通り普通のケースにガッサリ入れて、
置いておくだけでは税込98円以上には絶対になりません。
ケースに光沢のあるワインレッドの布をたっぷり目に敷いておきます。
ところどころシワを寄せて光沢感を十分にアピールします。
その中に埋もれる缶詰は、サバ缶でも何か一味違うように思う事でしょう。
値頃感ではなく、高級感を出す方が実は簡単なのかもしれません。
ちょっとアイデアマンな部分を見せた所で終わりにしたいと思います。
ご静聴ありがとうございました。


カテゴリ:グルメ