母助詐欺
投稿日:2014/05/24「母さん助けて詐欺」の名称はどこへいったのでしょうか。
これだけニュースになっていたり、
歌まで歌って注意を呼び掛けているにも関わらず、
こういった詐欺事件は一向になくなっていきません。
少し前ですが詐欺に合うふりをして犯人を逮捕したケースを
番組か何かでやっていました。
そういった機転をきかせて犯人逮捕へつなげる場合もありますが、
大抵の人は騙された事に気付かずに、お金を渡してしまうのでしょう。
思うのですが、注意を呼び掛けるだけではもはやダメなんじゃないかと。
もっと具体的な提案をして、詐欺犯から守る処置を取るべきではないのでしょうか。
私が提案するのは、子供と同居していない65歳以上の家の電話は、
すべて子供へ転送させてはどうでしょうか。
もちろん親には自分名義の携帯を持っていてもらいます。
知らない番号からの着信はすべて拒否しておけば安心です。
その代わり子供は大変です。
まず固定電話へ掛かってくる番号をあらかじめ確認しておかなくてはなりません。
そこで例え1人暮らしの父親または母親の秘密の恋人の存在を知ってしまったとしても、
大人の対応を取っていきましょう。
親の友人などには直接携帯へかけてもらうようにお願いしないといけません。
もちろん恋人関係も直接携帯へかけてもらいましょう。
固定電話へ掛けてきた場合は転送になる旨をきちんと把握してもらわねばなりません。
そういった手続きは子供が頑張ってやらねばなりません。
携帯を元々所持している場合は大丈夫ですが、
初めて所持する場合は電話の掛け方、受け方、ひいてはメールの仕方なども
懇切丁寧に教えて使い方をマスターしてもらわねばなりません。
「ねばならぬ」事を色々した上で、今度は仕事先での対応を取らねばなりません。
仕事先では常に電話に出られる状況ではないので、
そういった場合の事も親にはきちんと説明せねばなりません。
「どこそこからのお届け物を待っていたのに、あんたが電話に出なかったせいで遅れたじゃないか!」
という憤慨の連絡をもらったとしても、
大人の対応を取っていきましょう。
子供が色々と頭を悩ますことが、詐欺事件撲滅への第一歩なのです。