画面夢中

投稿日:2014/05/11
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歩きスマホの危険性をちょいちょいテレビでやっています。
たぶん、イメージとして一昔前の、
携帯電話をかけて運転すると危険だから取り締まる、
といった感じの危険具合なんじゃないかと思います。
歩いている分、被害は車に比べて少ないかもしれませんが、
周りを見ていないということは、
被害者だけではなく加害者にもなりうるということです。
そんな訳で、ガラケーユーザーの私としては、
歩いている時まで何かを見たくなる事はないのですが、
スマホというのはそういう力があるものなのでしょう。
先日、田舎から街へ所用で向かった際に、
確かに歩きながらスマホをいじる人はたくさんいました。
道が分からなくなったり、
目当ての店を探したり、
様々な場面でスマホは力を発揮するようです。
ぶつかりそうになったということはありませんが、
スマホの画面にあまりに真剣な為、
周りが見えずに「大丈夫か?」といった人を見かけました。
女性だったのですが、
短めのスカート丈のワンピースを着用しており、
熱心にスマホを見入って立ちすくんでいました。
彼女にどんどん近付くと、ワンピースのシルエットがおかしいのです。
向かって右側のスカートの丈がずいぶんずりあがっているのです。
たぶんですが、小脇に抱えたショルダーバックと身体との間に、
歩いているうちにどんどんワンピースが取り込まれていったのだと思われます。
しかしスマホに熱中するあまり、自分のおかれている状況に注意が向かず、
ワンピースがずりあがっているのを知らぬまま立ちすくんでいるのです。
こういった場合、声をかけるべきかどうか。
たまにですが、ワンピースなどの下に短いズボンを履く人もいます。
そうだった場合に「オヤジ、何見てんだよ」という事になります。
また、履いていなかった場合、もっと悲惨な状況に陥ります。
私はとりあえず彼女の横を通り過ぎる時、
「エホン」と咳払いをして何とかスマホから注意を向けようと試みたのですが、
まったくのスルーで終わってしまいました。
スマホの注意すべき点というのは歩いている時だけではないということを、
どうぞ皆さん、分かっておいて下さい。


カテゴリ:読者投稿

安服高服

投稿日:2014/05/10
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ファッションの極意はプロポーションにあるんだそうです。
プロポーションの良い人ならば、安い服でも格好良く見え、
突飛なスタイルもお洒落と見て貰えます。
逆に、いくら流行りの服や高級な服を着ても、
プロポーションが悪い人は似合わなく、
背伸び感や無理矢理感がにじみ出て、
余計に滑稽になる可能性もあります。
かと言って、プロポーションの悪さを嘆くだけで何もしなければ、
ダサいままなんですから始末に終えません。
取り敢えず嘆く前に、もっとファッションの流行を敏感にキャッチした上で、
その流行の中で自分が何とか着こなせそうなものを
選ぶことが最善策なのでしょう。
先日、床屋の店主が「どんなスーツがいいのか」というようなことを、
あろうことかファッションに関して何も知らない私へ質問をしてきました。
とりあえず私のできる限りのスーツに対する知識を述べておきました。
まず、値段に関しては安いものから高いものまであること。
安いスーツか高いスーツかをパッと見で見分けられるのは、
きっと服飾関係に携わる人だけだと思うこと。
上記でも述べたようにシュッとした人が格安のスーツを着ても、
値段に関係なくシュッとした風に見られるし、
ボテッとした人が上等なスーツを着ていても、
いいスーツだろうがボテッした風にしか見られないものなのです。
そして私が一番力を込めて伝えたのは、
「他人はそんなに自分を見てはいない」と言う事です。
私が眼鏡を新たに購入してから3ヶ月程経ちますが、
誰ひとり「眼鏡替えた?」とは聞いてきていません。
鞄に至っては、半年ほど経過していますが、ずっとスルーです。
新しいスーツを購入しても、それが新しいものなのか、
ましてや値段なんて絶対に他人は興味ないものなのです。
かえって、オシャレな人で通っているような人は、
私なんかより他人からの注目を浴びているかもしれないので、
それはそれで大変なんでしょう。
ファッションの極意は「自惚れない」なのかもしれません。


カテゴリ:企画会議

地下食事

投稿日:2014/05/09

GWはどのように過ごされたのでしょうか。
どこへ行こうにも「人ごみ」や「渋滞」や「行列」が待っており、
遊びたいけれど億劫になってしまう方も多かったのではないでしょうか。
かく言う私も、上記の3点が非常に苦手であり、
できることなら避けたいわけですが、
せっかくのGWでせっかくの晴れた日に、
家でくすぶっているのもどうかと街へ出ました。
色々と用事を済ませ、昼食をとることにしました。
久しぶりの外食ですので、何を食べようかワクワクしながら探すのですが、
お昼時ということもあり、どこもかしこも混んでいます。
どこかいい所がないかと商業ビルの地下の方へ進んで行きました。
昭和の雰囲気が色濃く残る地下飲食街は、
中心街より少し離れているせいか人が少なく、
ここで昼食を食べることにしました。
いくつかの店とメニューを見比べながら歩き進めると、
懐かしい店を発見しました。
そこは私が初めて「あんかけスパゲティ」というものを食べた店の系列でした。
あんかけスパゲティは字の通りあんかけのスパゲティで、
トッピングするものにより、値段が変わる食べ物です。
とりあえず名前の割に一番値段の安い「スペシャルのレギュラー」というものにしました。
出てきたスパゲティに全くスペシャル感はなく、
縦割りにされた赤いウインナと、コーンがのっているだけのものでした。
食べ進めるとコーンはあちこちに散らばり、
4本だけのせられたウインナは1本、2本と食べるほどに、
皿の上の光景が淋しくなってきました。
隣のおじさんは常連らしく席につくなり「ちゃんぽんジャンボで!」と、
謎の注文をしています。
出てきたスパゲティは野菜のたっぷりのった、ボリュームのある1品でした。
その野菜をフォーク1杯分くれませんか、と言いたい気持ちになりました。
また向かいの席に座ったおじさんは「キャベツのジャンボで!」と、
こちらもジャンボ注文で、出てきたスパゲティはキャベツがふんだんにのった1品でした。
このおっさんにもキャベツをくれやしないかと言いたい気持ちをグっと押さえ、
我がスペシャルの皿に目を向けると、
あんかけと、麺と、コーン数粒の光景しか広がっていませんでした。
ジャンボというのは麺の量で、一番多いジャンボから3段階に分かれています。
私は普通のレギュラーを注文したのですが、ジャンボと最初迷っていました。
しかし、今ではレギュラーにしておいて良かったと思いました。
ジャンボでは皿の上の光景がより一層悲壮感を見せることになるでしょう。
できれば「スペシャル」ではなく「素朴」にしておいた方が、良いのではないでしょうか。
カテゴリ:グルメ

再々構築

投稿日:2014/05/08

ラジオに知り合いが出ていたので、番組宛にメッセージをメールしました。
一週間後、そのラジオ局からの荷物の不在者通知がポストに入っていました。
すっかり忘れていたのですが、曲のリクエストと一緒に、プレゼント応募にエントリーされていたらしく、
たまたまそれに当選した様子でした。
景品は松阪肉1キロです。
不在者通知のクール欄にチェックが入っていたため、
その事を思い出し、テンション高く配送業者に帰宅した事を伝えます。
業者は「では夕方にお持ちします」と、割りとクールな対応でした。
忙しくなりました。
ここしばらく、毎日ビールやワインを痛飲していたため、
今日は休肝日になっていたのです。
夕飯のメニューは、タケノコご飯・ワラサの照り焼き・シジミ汁で、
タケノコご飯は既にセットしてあります。
急遽、ワラサを翌日にスライドさせ、しゃぶしゃぶとビールを加入させる方針で再構築しました。
配送業者がやって来たので、クールに受け取る私。
小鍋に昆布を入れ湯を沸かし、野菜室にあったほうれん草をざく切りにし、ポン酢を小皿に注いでしゃぶしゃぶの準備は完了です。
肉片を皿に盛ろうと箸で持つと、
8ミリ程で随分とぶ厚い事に気付きました。
これではしゃぶしゃぶは難しいと判断し、
ほうれん草とポン酢は流用する形で、焼肉として再々構築となりました。
脂が甘くてペロリと美味しく食べ、
知り合いにお礼のメールをすると、
「半分分けてね」と返信がありました。
小鍋の昆布湯と共に、上手い処理の仕方が解りません。
カテゴリ:グルメ

他人之鞄

投稿日:2014/05/07
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よっぽど必要な時以外、今まで出かける際に鞄を持たずに過ごしてきました。
そんな私ですがカメラバッグの旅に出て以降、
他人の持つ鞄というものに興味を持ち始めました。
どんな鞄を持っているのだろうか。
大きさはどのくらいだろうか。
気にし出してから見る他人の鞄は、色々な種類がありました。
中でも若い人は大抵リュックサックを背負っています。
私はカメラバッグを見に行った際、
その大きさと厚みに衝撃を覚えリュックタイプは無理だと思いました。
もちろん、カメラやレンズ等を収納せねばならない事や、
それらを保護するクッション材などの兼ね合いで、
どうしても大きさが必要となるのは分かります。
私が目にした若者たちは、カメラバッグ程の大きさではないにしろ、
リュックタイプであることには変わりありません。
しかしながら、その大きさのリュックの中には
普段一体何を入れているのでしょうか。
出かける際に必要最小限の荷物は、
「財布」と「携帯」と「家のカギ」です。
それらはポケットの中に収納できるものばかりです。
では、リュックには一体何を入れているのでしょうか。
上記の3点セットを入れたとしても、スカスカです。
あまりにスカスカなリュックだと、
背負った時に中身がない感が出てしまい、
ペタンコな上に「何を背負っているのか」という、
自分発信な疑問を持ってしまいます。
学生であれば弁当やら教科書やら体操服やら、そういったものは考えられますが、
謎なのは休日の若者の鞄の中身です。
一人ずつに聞いてみたい衝動に駆られますが、
それは人としてどうかと思うのでかろうじて止めておきます。
つきましては若者から「これを入れている」と教えてもらえると
ありがたいのですが、その時に、
「夢」などといった、反応しずらい返答だけはご遠慮願いたいと思います。
「希望」も又しかりです。


カテゴリ:出会い

公開収録(168)

投稿日:2014/05/06
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『第百六十七回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第百六十七O!』
「トンネルを抜けてみえたモノ」

『&A』

・「ねるとん紅鯨団」PN椎名
     →だいたいの年令が絞れる回答です、四十肩世代でしょう
・「まさかのオウンゴール」PNビーチボーズ
     →味方ディフェンダーの股を抜けて、突き刺さりました
・「トンネル」PNめぞん一刻
     →高知県への道中は、無限ループが起こりがちです
・「今のより長そうなトンネル」PN金のエンゼル
     →面構えが、長そうなイメージなんです
・「上の回答より、もっと長そうなトンネル」PN目指せ度会の裕次郎
     →他人の回答を読み切ってるんですが、若干腹立たしい気持ちにさせます
・「神隠しに遭いたい現実」PN和風エビフライ
     →踏み切れない原因は、年金や保険でしょうか
・「鹿」PN榊原育英
     →プチドッキリが趣味です、さしずめ仕掛け鹿でしょう
・「1の倍数でバカになる人」PNニイヌ・マッケンジー
     →とても持久力のあるバカでした
・「ラスボス」PN松岡芭蕉
     →倒しても倒しても、倍の強い形態になって負けがちです
・「なぜか雨乞いで踊ってしまう人々」PN幸せの黄色いハンカチーフ
     →最近の祭で出現するタケノコ族も、ひょっとすると雨を欲してるのかも知れません
・「産婆さんの顔」PN男にクラッ
     →産道をスルリと抜けたのですが、不細工さにガッカリしました
・「できちゃった結婚」PN猫ドビュッシュー
     →ようやく念願の、精子の擬人化に成功しました
・「便器」PN偽ゴルゴ13
     →ウンコの擬人化に成功ですが、望む人はいませんでした
・「吉幾三」PN伊勢の荒鷲
     →「雪国」ではなく「酒よ」を熱唱してました
・「右折と左折の車線」PNサザエさん(実写版)
     →T字路の正面の店は、ドライブスルーも利用可能です
・「銃口」PN椎名桔平
     →随分と前から、ロックオンされていた様子で観念です
・「『ゆ』」PNジャニーズ・シニア
     →こちらの温泉街の名物に、ストリップ小屋は欠かせません
・「通行止めの立て看板」PN自然馬鹿(タンクトップ)
     →行ってみないと解らないのは、人生とおんなじです
・「砂まみれの右手」PNつる橋もぐら
     →トンネル職人からしか、導き出せない回答です
・「店頭に『手打ち蕎麦も始めました』の貼紙」PN宇宙恐竜ゼットン
     →ダメなラーメン屋が、多角経営で更にダメになりました
・「希望」PN着物講師
     →抜け出した途端に泥沼化するのは、よく有る話です
_____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞はニイヌ・マッケンジーでした。
今回はトンネルマニアからの要望が多数寄せられました。トンネル職人の方々の参考になったはずです。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。後Oの候補も受け付けています。
次回の第百六十八回大会のOは
『新人アナウンサーの悩み事』(by丈夫博士)
となります。
5月11日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプる星やつら!


カテゴリ:O&A

全哺乳類

投稿日:2014/05/05
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男性という立場において、色々思い悩む事があります。
例えば私が男として親から教えられた事の一番最初は、
「妹を守る」ということです。
それは言わば「女性を守る」ということで、
それと同時にやはり男は強くなくては、という思いにつながっていきます。
例を挙げるとするなら、妹が「キャー」と叫び、
「何があった?」と見に行くと妹のそばにゴキブリがいるとします。
そういった場合、男の私はゴキブリを退治せねばなりません。
しかしながら私だってゴキブリは嫌です。
気持ち悪いです。 飛んできたら本当に嫌です。
それでもやはり戦わねばならぬのは男だからと言う事でしょう。
ヒゲだってそうです。
特に私においては肌荒れの原因となるヒゲ剃りのそもそもは、
ヒゲが生えてくるから発生するのです。
別に生えてくれと頼んだわけではないのですが、
それも男だからという事でしょう。
とりあえず2つほど出してみましたが、そんな男性に追い打ちをかけるような、
非常に耐えがたい記事を発見しました。
男性の体臭は、その脇の下の匂いだけで、ネズミにとって、
またおそらくは多くの哺乳類にとってストレスになる可能性があることが、
最新の研究で明らかになったんだそうです。
詳しい内容としましては、マウスやラットが男性の匂いを嗅ぐと
不安定になって痛みの感覚が麻痺することが観察され、
男性の体臭は「強い生理的ストレス反応を誘発し、
ストレス誘導性無痛覚(痛みの緩和)を引き起こす」のだそうです。
それは男性研究者が一晩着用したシャツを嗅いだ実験動物のネズミにみられたんだとか。
また、それはネズミだけに限らず、ゆくゆくは全哺乳類でも同じことが起きていることが
明らかになっていくだろうと書いてありました。
ちょっと待て、と。
生まれて今までずっとその脇の下と付き合ってきた男性はどうすればいいのか、と。
好きで脇の下から匂いを発している訳ではありません。
汗臭い時は自分自身でストレスを自分発信で感じているのに、
全哺乳類に対してストレスを与えているなんて、あまりにも切ないことではないでしょうか。
それも男だからという事でしょうか。
ちなみに女性研究員が一晩着用したシャツを嗅がせた所、
男性の匂いの効果を打ち消す鎮静効果があったそうです。
やはり男性は色んな意味で女性を守っていかねばなりません。


カテゴリ:読者投稿

髭坊主頭

投稿日:2014/05/04

20代は節約のために、坊主頭で過ごしていました。
安いバリカンを購入し、伸びてきたら風呂場に新聞紙を敷いて、自分でカットするスタイルです。
当時から肌が弱く、毎回皮膚科へ行く度に、
「ひげを剃るのを止めろ」
と医者に止められていました。
若い時は今よりも人前に出たりしていたのですが、
別段ひげが伸びていても特に問題はありませんでしたので、
肌荒れがひどい際には、ひげを伸ばして肌を労わる訳です。
いわゆる坊主でひげ面。
その名残で、もみあげ付近は、何となく伸ばしたまま今に至ります。
しかし、もみあげというのは意外と手入れが必要で、
放っておくと、床屋で整えてもらった形はいつの間にか乱れ、
どんどん幅広になっていきます。
「もみあげを残しつつもひげは剃る」
これが意外に面倒で、形は日々微妙に変わっていきます。
さて、T字カミソリと電気シェーバー、どちらが肌に良いと思いますか?
実は、ひげを剃る際には、肌の角質の半分近くを削り取ってしまうんです。
その為、剃り後の肌は赤くなったりヒリついたり、
目には見えない傷がついています。
T字カミソリは肌から出ている毛を剃るのに対し、
電気シェーバーは外刃で肌を押して表皮の下のヒゲを絞り出し、
内刃でそれをカットします。
電気シェーバーの方が、刃が肌に直接当たらずにカットするので、
肌に良いのは電気シェーバーの方なんですよ。
最近の電気シェーバーは深剃りとかもできるので、
剃り心地として両者変わりないのであれば、
肌に優しい電気シェーバーを使用すべきなんでしょうが、
私としてはどうしてもT字の方を選んでしまいます。
なぜなら、電気シェーバーは臭い。
それと、「無駄に温存してきたもみあげをどうカットするのか」
といった問題があるのですが、
もし誰かが「高性能な電気シェーバーをプレゼントしたい」と言うのなら、
もちろん、喜んで頂戴します。
使うかどうかは、臭い次第ですが。
カテゴリ:同級生

将棋名人

投稿日:2014/05/03
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初めて知ったのですが、将棋の名人戦にはおやつタイムがあるそうです。
おやつタイムの目的としては、
対局の息抜きや、エネルギー補給・栄養補給といったことで、
多分ですが息抜きの要素が大きいように思います。
大人になっておやつを食べる時は、
大抵休日か、会社の人がどこかへ遊びに行った際の
お土産を配られた時か、
どうしても腹が減った時くらいです。
おやつタイムを設けることは基本的にありません。
きっと、将棋の戦いにおいては、
集中力を要する場所だったりするので、
「ちょっとまぁ、おやつ食べて一休みしようや、お互い」
という感じで必要だったりするんでしょう。
おやつをいつまでに食べねばならぬという制限はない為に、
自分のペースで食べ進めていけばいいのですが、
過去には注文したアイスクリームがどんどん溶けていき、
対局相手は溶けゆくアイスが気になって仕方なく、
最終的にはすべて溶けたアイスを飲むという事もあったそうです。
ということは、相手の集中力を選んだおやつによって
乱すことだってあるのかもしれません。
おやつ自体は開催される旅館やホテル側が3〜4種類程準備をするそうですが、
きっとリクエストなんかも聞いてくれることでしょう。
そうすると私が名人だった場合にチョイスしたいおやつを考えてみました。
例えばあべ川餅なんてどうでしょうか。
一口食べる毎に舞い踊るきなこの行方が気になって仕方ない事でしょう。
私は服が汚れるのをあえて気にせず豪快に食べ進めます。
コイケヤのスコーンなんてのも良いと思います。
まず漂うバーベキュー臭が集中力を奪っていきます。
1本つまんで、指に付いた粉を舐めて、その手で将棋を指していきます。
たぶんですが、その駒は取る気が失せるかもしれません。
アメリカンドッグなんてのも良いかもしれません。
かぶりつこうとして、止めて、またかぶりつこうとして、止めて。
目の前でちらつく先太りの茶色い塊を彩る赤いケチャップと黄色いマスタード。
「はよ、食えや!」と言ってしまいたくなるかもしれません。
そして見た目に名人らしからぬ感じが隙を与えていいかもしれません。
何にせよ、名人と言われる人たちには「おやつ」という言葉が付いて回るのです。
名人って何なんでしょうか。


カテゴリ:グルメ

体重計乗

投稿日:2014/05/02
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我が家の体重計は、ある程度月日を過ぎると、
体重計自体から、毎回「計測してくれ」と催促されます。
それがどんなタイミングで、どうしてそうなるのかは分かりません。
家でぼんやりしていると、遠くの方で「ピッ」という音が鳴ります。
最初は何の音なのか、隣の家から聞こえてくるのか、
その音の行方を気にすることはないのですが、
しばらく経つと「ピッ」という音がまた鳴ります。
それが4・5回続くと「何やねん、何の音やねん」と、
家中を探索するのです。
すると風呂場の方から「ピッ」と聞こえるので見に行くと、
誰も触っていないのに体重計が「計れますヨ」と促しています。
我が家の体重計の仕組みとしては、
体重計の側面にボタンが2つ付いていて、
2つのボタンで2人分の身長を登録することができます。
例えば左側のボタンに私の身長を登録。
右側のボタンに誰か別の人の身長を登録。
私が体重を計ろうとする際に左側のボタンを押し乗ると、
体重と体脂肪を計ります。
そのボタンを押す際に例の「ピッ」という音が鳴ります。
「ピッ」という音が鳴ると体重計は体重を測定したがるのですが、
誰も触っていないし誰も体重を計ろうとしてはいないのに、
「ピッ」と言っては計測しようとしてくるのです。
腹が立ったのと、どうしたらいいのか分からないので、
とりあえず電池を全部抜いてシャッフルしてまた入れるという作業をしても、
しばらくすると「ピッ」という音を立ててくるのです。
たぶんですが、電池が残り少なくなると「もうすぐ仕事ができなくなるんで!」
と伝えたくて「ピッ」「ピッ」と訴えてくるんだと思うのですが、
結局、うるさくて全部電池を抜いてしばらく体重を計測しないという日々を送ることになります。
という風に思わないと、なぜ音が鳴るのかを色々考えねばならないからです。
互いに淋しがり屋なのです。


カテゴリ:企画会議