我が家の日曜の夜のテレビ番組が、
サザエさんからモヤさまに変わり、
めっきりサザエさんに触れることなく一週間が過ぎていきます。
新しい波平の声もまだ聞いていない私ですが、
サザエさんの事について知っているようで知らない事が、
たくさんあるんだと言う事を気付かされました。
皆さんは知っていたでしょうか。
サザエさんの登場人物は、
結構な高学歴だったんです。
まず、意外だったのはノリスケです。
彼は東京大学法学部を卒業しています。
そしてもっと意外だったのはサブちゃんです。
彼は一橋大学 → サントリー → 三河屋という流れで今に至ります。
サントリーから三河屋へ行くにあたって、
一体何があったのでしょうか。
私のサブちゃん像は、田舎から出稼ぎみたいに上京してきて、
住み込みで三河屋で働き、わずかながら実家に仕送りをする、
ちょっとした苦労人のように思っていました。
まさか、転職をして三河屋を選んだとは思いもよりませんでした。
波平とマスオの仕事は「サラリーマン」であることは分かるのですが、
何の会社なのかよく分からなかったのですが、
二人とも商社に勤めているんだそうです。
私の商社マンのイメージを180度変える彼らの勤めっぷり。
マンガに描かれるサラリーマンが大抵仕事をしているのか分からない、
というマンガ界だけに見られる現象は職種を問わないというのが、
今はっきりと位置づけられました。
これからサザエさんを見る時に、「へー、ノリスケって東大なんだ・・」
といった想いを馳せながら楽しむことができますね。
ちなみに波平・マスオも京大・早稲田と高学歴で、
その上商社勤めのエリートサラリーマンなんです。
ボーナスが出る度にサザエが宝石や毛皮のコートを欲しがるのが、
何となくわかりました。