ロボットで思い浮かぶのは、やっぱりドラえもんやらアトムやらで、
どちらかと言えば彼らは、ロボットと言うより『生き物』具合が高い印象です。
我が道を行くという感じです。
そんな中、某通信会社がロボット産業に参入するそうで、
人型ロボットの販売を目指すのだそうです。
たぶん、最初はファービーの高性能な感じくらいだと思いますが、
できれば最終的にはドラえもんやアトムみたいな、『生き物』のようなロボットを作っていって欲しいものです。
でも実は私が求めているのは、２１エモンに出てきた家事をするロボットです。
スターウォーズの金色のヤツみたいな見た目ですが、
お母さん風前掛けをしてズーズー弁みたいな喋りで、
ご飯を作ってくれたり、
掃除をしてくれたり、
時には叱ってくれたり、
こんなロボットが身近にいたら、
毎日楽しく過ごせそうだと思いませんでしょうか。
例えば大学生になった時、上京して一人暮らしをする時、
生活面を心配した親が２１エモン家事ロボを一緒に持っていかせるんです。
単身者用のマンションには沢山の２１エモン家事ロボがいるので、
子供が学校に行っている間にロボ同士が集いあって
お茶したり、愚痴を言い合ったりするんです。
『お宅の坊っちゃん、進級できそうだべ？』
『それが単位落としそうなのに、ボンヤリしとるんす』
『危機感ゆうのがないべな、今の若い子は』
など同じ顔で同じ声で緑茶をすすりながら午後を過ごし、
『そろそろ買い物に行くべか』と言ってエコバッグ片手に繰り出します。
街中には同じ顔のロボが溢れ、
ズーズー弁を喋りながら動いているのです。
何が一番良いかって、
たまに早くに学校から帰ってきても、
どのロボが自分家のロボなのか分からず、
基本的に人はロボを無視する、という図式が何ともほのぼのして良いではないでしょうか。
もしくは、大人のプライベートタイムに、
メーテル型のお姉さんロボットと旅をするなんてのはどうでしょう。
『博多弁をハスキーボイスで』等のオプションも付けられますし。