岐路選択
投稿日:2014/06/04東京と言う場所は、とりあえずギター1本だけもって
自分を試すような雰囲気の場所です。
私が常々東京に抱くイメージは、
「何もかも高いけれど、色々なものがあって、
面白そうっちゃ面白そうだけど、
絶対に一度は住んでみたいと思うほどでもない」
という、かなりボンヤリとしたものだったりします。
それは東京に遊びに行った事も、
街を歩いた事もたいしてないので正直良さも悪さも分からない、
というのが率直な状況だったりします。
ニュースで人気ブロガーが東京から高知へ移住する、
というのを見ました。
人気ブロガーがたかだか高知へ引っ越すくらいで、
何故にそんなにニュースになるんでしょうか。
この人の事を全く分からないので何とも言えないのですが、
仮に彼が職業としてブログを書くことで、
生活ができているのなら東京だろうが高知だろうが、
どこだって問題はないと思います。
それより何より、ブログで生活が出来るという事に
私はものすごく興味があります。
よみものを書き進めておよそ3年。
毎日欠かすことなく駄文を垂れ流すという作業をし、
いつしか抱いてきた夢は「よみもので生活をする」と言う事。
以前に書いた「書籍化」というのもひとつの手ではありますが、
借金が重くのしかかる未来予想図が簡単に描けます。
ホリエモンのように有料のメールマガジンとして配信をしようにも、
誰が好き好んで金を払ってまでこのよみものを読むのか、
と考えた時にまず私がやらなければならない事は、
「とりあえず世間を賑わすような事をしでかす」事だろうと思い、
やはり「よみもの=円」になる日は夢のまた夢の話だったりします。
ところが人気ブロガーともなればニュースになるくらいですから、
「ブログ=円」が成立するんだと想像できてしまいます。
このよみものに、できれば人気というものを携えたいと思い、
どうすればいいか考えた時に出てきたのは、
「誰もが面白いと思う様な素敵な文章にすること」だったので、
とりあえずは「脱・東京」より「脱・便所文庫」が正解なのかもしれません。
しかし、それは、よみものなんでしょうか。