奇妙隣人

投稿日:2014/07/13
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となりのトトロがやっていたので、
それとなく見ていました。
以前に見たことあるはずなんですが、
基本的にアニメはあまり覚えていない性質なので、
初見の構えで見ていました。
トトロと言えば、ほのぼのファンタジーみたいなイメージを持っていましたが、
改めて見ると非常に怖い物語であるように感じました。
まず、サツキとメイが引っ越し先の家に初めて行った時、
洋風の家部分に設置された、木造のデッキ屋根みたいな所の柱を軸に、
グルグル回ったら根元が腐ってギシギシ動くシーンなど、
普通に考えたら倒壊の危険があり非常に怖い行為です。
それでも姉妹は楽しそうに柱を揺すっては笑っています。
物語なんで『ボロい家』ってのが分かればいいのですが、
もし私なら鬼の形相で姉妹を叱るに違いありません。
その次に勝手口を初めて開けたら中にまっくろくろすけがいっぱいいた、というシーンも、
あれも非常に怖いです。
もし帰ってきて玄関開けて得体の知れない何かが一斉にいなくなったりしたら、
私は玄関から先に行けなくなってしまいます。

他にもまっくろくろすけが避難したと思われる壁の隙間に、指を突っ込む勇気はありません。
トトロも見た目カワイイですし、
フワフワしているので愛らしい感じはしますが、
口を開けるとしっかりした歯がびっしり生えていて、
なおかつデカイのは怖くないんでしょうか。
ネコバスも然りです。
全編見終わって、やはりほのぼのファンタジーであるな、とは思ったのですが、
そこかしこに散らばるよく考えると怖いような事に、
いちいち
『怖い怖い怖い怖い!』
『壊れてく!怖い怖い!』
『めっちゃ何かおるやん、こんなんおったら嫌やん、怖いのによぅ入ってくな、この娘』
『デカイわ!怖いわ!』
等々、テレビに向かって話しかける私は、
負けず劣らず怖い存在なのかもしれません。


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