楽器購入
投稿日:2014/07/21子どもの頃の懐かしいものに、
「リコーダー」と「ピアニカ」があります。
音楽の教育としてこれらの楽器は、
今まで楽器というのに触ったことのない子どもが、
初めて触る楽器にあたるので、
そういった意味で重要な役割を果たしているとは思うのですが、
小学校生活を過ぎると全く触れることなく押し入れに仕舞われていきます。
もちろん趣味で小学校を過ぎてもリコーダーやピアニカを
楽しむ人はいるでしょうが、
大抵はその存在を忘れて大人の階段を上っていきます。
以前から思っていたのは、
これらの楽器は「購入」せねばならないのは何故なのか、
ということでした。
大きな理由として「口をつける」というのが挙げられます。
私はその気持ちが全く分かりませんが、
リコーダーやピアニカなどは、
好きな女子のものをそっと使ってみて間接キスを感じるという、
バカな男子もいるようですので、
口をつけるという事の大きさはこういう所にも出てきています。
しかしながら、そう滅多に使わないですし、
持ち運びも正直面倒くさいですので、貸出方式にしてはもらえないだろうか、
と常々思っていました。
口をつける部分だけ「マイ吹き口」を持っていればいいのではないか、と。
ただ一つ懸念があります。
自分のリコーダーやピアニカの吹き口の匂いを嗅いだ事をあると思うのですが、
思う以上に臭いです。
特にリコーダーなどは「唾臭い」を越えた超人的な香りがします。
ピアニカは幾分唾臭いの範囲でいますが、
もし、貸出方式を採用したとして、吹き口のみ交換した場合、
その先の万人が垂れ流した唾の歴史については、
どのように香ってくるのか未知数です。
ちなみにピアニカはメーカー小売価格7,000円程度するのです。
唾臭さと7,000円。 なかなか悩ましい問題です。