二日酔記(2)
投稿日:2014/08/21昨日からの続きです。
切なさを感じながら、
「は!?もしかして布団にも?!」という思いが巡りました。
しかしながらまずは今抱えている、
下痢っ腹を何とか出しきらなければいけません。
情けなさをすべて排便へぶつけ、スッキリした所で寝室へ向かいました。
祈るように見てみると、そこにも茶色いシミができていました。
切なさMAXで敷きパッドをはがすと、ウンコは敷きパッドの上層部だけで、
下層部には浸透していませんでした。もちろん、布団も難を逃れています。
私は大急ぎで敷きパッドをはぎ取り、
パンツとパッドの汚れた部分を手洗いし、
漂白剤を入れて洗濯機をまわしました。
ちなみにこの間、すべてフリチンでの作業です。
尻を洗い、新しいパンツに履き替えると
二日酔いはいつの間にか消え去っていました。
まさかこんなことで二日酔いが直るとは思いもしませんでした。
洗濯が完了するまでの間、やるせない思いでタバコをふかします。
ここで思い出したことがあります。
私の従兄弟で年上のKという人がいます。
彼は小さい時から大事な下半身をチャックにはさんでみたり、
運転中に小便を漏らして同窓会に遅刻したり、
色々と面白いことをやらかしてきた人です。
そんなKが新婚時にベッドで寝ていて屁をしたら、
私と同様、ウンコを漏らした事がありました。
しかし、その時のKのウンコはパンツを越え、
シーツを越え、下のマットのだいぶ内部にまで浸透をしていたそうです。
それに比べたら私の漏らし方は可愛らしかったのかもしれませんが、
マットの内部にまで浸透するほど勢いよく漏らしたKは、
やはりいつまで経っても越えられない相手だな、としみじみ思いました。
越えたところで得るものはありませんが。