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投稿日:2014/09/27
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「ギャップ萌え」なるものがあります。
簡単に説明するなられば、「クールな人のお茶目な一面を発見」という感じでしょうか。
思っていた人物像と違った場合に、
心が揺さぶられるものではありますが、
全員が等しくギャップ萌えを発生できる訳ではありません。
「俺だって!」と例え意気込んでいても、
「俺」次第では萌えるどころか「気持ち悪い」とさえされてしまいます。
ギャップ萌えと言うのは等しく、
容姿がそこそこ良い状態で、なおかつギャップ部分が下に下がる場合にのみ、
発生する装置と思っておいて問題ないでしょう。
例えば、福山雅治が下ネタを言うというのもその類でしょう。
あんなに端正な顔立ちから、まさかの下ネタに、
かえって親近感や人間味を感じ、惹かれていくという図式です。
であるならば、ギャップ部分が上に上がるのなら、例え容姿が今イチでもいいのではないか、
とお思いになるかもしれません。
いわゆる、評価が上がるような要素がある、ということです。
昔、本で読んだことがあります。
若かりし頃の江頭が、当時付き合っていた女性に、
口紅と詩をプレゼントしたそうです。
詩には「口紅は毎日少しづつ俺に返してくれ」みたいな内容が書かれていました。
どうでしょうか、評価が上がるような要素はありますが、
ギャップ萌えを感じるでしょうか。
江頭をアンガールズの田中に変更しても構いません。
上に上がる場合は、ギャップ萌えは発生しないのです。
また逆に、下に下がるようなことをしたとすると、
それはそれで「気持ち悪い」としか評価されないわけです。
いつまで経ってもギャップで萌えられることはありません。
世の中と言うのは思う以上に世知辛いものなのです。
何が言いたいかって、別に言いたい事はありません。


カテゴリ:企画会議