漫画世代
投稿日:2014/07/14子どもの頃は、漫画を読むのは子どものみで、
今の時点でお金がなくて漫画が買えないのに、
大人になってお金があったとしても漫画なんて買わないのだから、
子ども時分にもっと手の届きやすい値段設定にしてほしい、と
思ったことがありますが、
なんてことはない、大人になってからの方が漫画読むものなんですね。
しかしながら漫画業界も少子化の影響なのか、
このままでは崩壊するのではないだろうか、という懸念もあるようです。
大人になっても漫画を買っている私としては、「なぜ?」と思ったのですが、
今、大人が漫画を買っている話自体が終わってしまったら、
新たに大人が別の漫画を買うだろうか、ということなんです。
子どもの数は減っていて、それだけで漫画を買う人口は減っていき、
なおかつ今買っている大人が新しい漫画に手を出さなければ、
どんどん漫画業界は衰退していくという図式が成り立つのです。
なるほど、確かに今連載している話が終わったら、
他の漫画を買うだろうか?と思ったら買わないのかもしれません。
その情報というのは週刊や月刊の雑誌だったりするので、
雑誌自体を買っていないとおのずと新しい物は入って来ません。
よく分からずに新しい話のものを買おうとはなかなか思えないので、
そうなのかもしれません。
雑誌自体も子どもが少なくなれば、販売部数も減っていきます。
また、若い作者や編集者が育たないというのもあるようで、
そういった点も含めて漫画業界というのはこの先、
なかなか難しい所に行くのかもしれないというのが載っていました。
順調そうに見えて、実は色々抱えているものなんですね。
こうなったら漫画は少年少女向けではなく、シニア向けに変化していくべきですね。
子どもは減るけれど老人は増えていくわけですから。
私が何か考えろと言われたら、やはり年を経てからの恋愛話はどうでしょうか。
もしくは地球に侵略してくる、とある敵に対して、
年の功を活かして何とか攻防するみたいな話とか。
主人公が若いから若い人しか付いていけれないのかもしれないですし、
思いきって主人公の年齢をグンと上げてみれば思わぬ客層が付くかもしれません。
じゃあ、今の年齢と同じ世代の主人公の漫画読みたいか?って言われたら、
私は「オラ、ワクワクすっぞ!」とまだ言っていたいので、
たぶん読まないとは思うのですが。