他乃結婚

投稿日:2014/01/11
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ニュースでパソコンの事をやっていました。
XPのサポート終了に伴い、ユーザーが色々大変であると。
街のパソコン教室でも、XPの人が多数おり、
サポート終了に関しての影響などを話していました。
その時映っていた生徒はすべて高齢の方で、
「パソコンのない生活は考えられないので何とかしないと・・」
と言っていました。
私などはパソコンのない生活の方が長かったので、
何やら愕然とした気持ちになりました。
そんな訳で、今の時代は何かしらパソコンが生活に絡んできます。
生活に絡むパソコンで頭に浮かぶのは「ブログ」です。
老いも若きもこぞって自分自身を公表していきます。
私にはその気持ちが全くもって分かりませんが、
何か学ぶべきものもあるのではないかと、
Yahooのブログページを見ていました。
たくさんのカテゴリーが並んでいます。
たぶん、興味のあるものを見つけて読んでみたり、
それで交流を計ってみたりするのでしょう。
色々ある項目の中で「その他結婚」というのがありました。
その他結婚とはどういう意味でしょう。
その結婚関係のカテゴリーには他にも、
「結婚」や「出会い」や「見合い」など、
具体的に必要である項目もあるのに対し、「その他結婚」
とりあえず、見てみました。
・良さそうな男は皆既婚者
・義父・義母の話
・嫁に行った友人の話
・浮気された旦那に対して
・絶頂のテクニック
・セックスレスの話
・生涯独身だった有名人
・来年こそは巨乳になる
・入籍報告
方向性としては「色々な事を分かち合う」という感じでしょうか。
セックスレスの人は絶頂のテクニックを学び、
皆既婚者でへこんでいる人は生涯独身だった有名人を見て慰め、
入籍報告をした幸せいっぱいの人は浮気された旦那を見て、
幸せとは何かを再度感じたりするのでしょうか。
私には学ぶべきものはありませんでしたが、
ひとつだけ言えるとすれば、
皆、何故そのようなことを公表したいのでしょうか。


カテゴリ:出会い

追悼式典

投稿日:2014/01/10
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20年前の友人から、不意にメールが入りました。
私は携帯番号もアドレスも当時から替えておらず、
知らないアドレスからの、知り合いのメールや着信が割りと多いのです。

『あけおめ〜
今年もよろしく〜

たかじんさん 死んじゃったね。
友達が君に似てるって、よく言ってて。

ワイドショー見たら似とるね。』

私の知らない所で、私はたかじんに似ていると言われ、
その当時その事を友人は一切口にしていなかったのに、
なぜ20年という時を経て暴露したのでしょうか。
そして当のたかじんでさえも、20年という期間があり、
その当時と多少変化してきているにも関わらず、
20年後のたかじんを見て似ていると再認識したことに対しても、
いささかショックを隠せないではありますが、
たかじん似というカテゴリーを背負って生きていきたいと思います。
これで似てるといわれたリストに「やしきたかじん」が追加されました。
ちなみにそのリストの他のメンバーは、
・田中邦衛
・西島洋介山
・中村トオル
・マッコウクジラ
・赤井英和
・ニッキ
・ぬりかべ
・象さん
・田原俊彦
・武勇伝の人
・中田英寿
となっています。
最後に、私にとってこの出来事は、
これから更に何年後かにたかじんの話題が出た時に、
ふと思い出されるのだろうな、と思うと、
たかじんが起こした奇跡なのかもしれません。
それと、この友人とは20年一切連絡を取っていなかったのに、
なぜ今年もよろしくなのか疑問に感じますが、
これもたかじんマジックなのかもしれません。

やしきたかじん氏のご冥福をお祈りし、今回の作品を氏に捧げます。


カテゴリ:読者投稿

先輩釣果

投稿日:2014/01/09
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今の世の中は何かを発すればすぐに反応が出てきます。
ともすると、うかつにおかしな事は言えないという訳です。
しかしながら、そういった事を気にしすぎてもどうかとも思います。
私自身、昔から人に何を思われようが気にしないタイプでした。
今はそれこそあまり知らないような人からでさえも、
「文字」というツールで「それはいかがなものか」と批判される時代です。
やりにくいと言えば、やりにくいのかも知れません。
昔、私の先輩にあたる人に釣りの誘いを受けました。
私は友人1名を誘い、釣りに出かけました。
何せお金のなかった時でしたので、
先輩に家まで迎えに来てもらい、現地まで運んでもらい、
船を借りてもらい、道具を借りてもらい、
そして昼飯までおごってもらい、
何から何まで先輩に頼らなくては釣りさえできない形でした。
私と先輩の関係は、もちろんその友人は理解していました。
いざ、船を出し釣りをし始めてしばらくすると友人は恐ろしい言葉を吐き出します。
「全然、面白くないな」
あまりの衝撃発言に船に乗船していた全員が、
聞かなかったことにしました。
先輩の顔は凍りつき、おまけに船長さんの顔も凍りついていました。
何を思われようと気にしない私でしたが、
これはさすがに慌てふためきました。
更に彼は続けます。
「こんな小さいキスばっか釣って、何が面白いんやろ、なぁ?」
半分に折れたうまい棒をくっつける作業ではありません。
状況で言えば粉々になったうまい棒を苦心してくっつけた所で意味もなく、
こうなれば更に衝撃を加える方向の方がいいかもしれないと、
「ほんまやなぁ、何が面白いんやろなぁ」
と言い、釣りを放棄して二人で寝るという行為にまで発展しました。
私としては「金を払ってやってまで連れて来てやった後輩にひどい仕打ちを受ける先輩」
という立ち位置でネタにしてもらえればと思っての判断でした。
しかしながら、帰りの車では一言も喋ってもらえず、
その日以降先輩から誘われるという行為自体なくなりました。
自らの発言でより事態が悪化しようとも気にしない。
今の若い人たちは他者との関係で色々面倒くさい感じでしょうが、
このくらい突き抜ける方が今の世の中渡っていきやすいのかもしれません。
是非、参考にしてみて下さい。


カテゴリ:同級生

湿気紙巻

投稿日:2014/01/08
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時々痛む肛門に、私は労りの気持ちを込めて
赤ちゃん用のおしりふきを使用しています。
ウォッシュレットに対する思いは、
以前のよみものにて述べているので、
私はたぶんきっとこれからも、
労りイコールおしりふきの人生を
歩むのであろうと思っています。
ふと思ったのですが、
いつから人は「おしりふき」を卒業するのでしょうか。
また、何故赤ちゃんの尻には「おしりふき」なんでしょうか。
たぶん、きっと赤ちゃんの肌は弱いから的な意味合いと、
清潔面を踏まえてのことだと思われますが、
それであればトイレットペーパーは、
通常で湿っていても別段問題ないように思います。
人は赤ちゃんの時は優しく尻をぬぐってもらっていたけれど、
成長するにつれてトイレットペーパーでの修業を重ねていく訳です。
トイレットペーパーでの摩擦で柔肌だった尻も
人と同様どんどん強く成長していきます。
よほどの何かがない限り、1日1回は尻は戦いを繰り広げます。
良い時もあれば悪い時だってあります。
時には苦戦を強いられ、負傷することだってあるわけです。
それが大人になるってことなのであれば、
ウォッシュレットの誕生は「原点回帰」ではないでしょうか。
「あの頃のように尻に優しさを」
ではなぜ、最初から尻を拭くものには湿り気を、という発想に至らなかったのでしょうか。
何やら巡り巡って遠回りをしているように思えるのです。
ただ、ひとつ言えるのは湿り気あるもので拭くのは気持ちいいです。
非常にさっぱりした気持ちになります。
できれば今からでもいいので赤ちゃん用ではなく、
通常で湿り気を帯びたトイレ用の紙を開発願いたいです。
なぜなら、おしりふきはたかが尻を拭くだけですが、高いのです。
ごほうび感覚ではなく、常に優しく接したいのです。
尻だって優しさに触れたいもんなんです。


カテゴリ:出会い

公開収録(151)

投稿日:2014/01/07
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『第百五十回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第百五十O!』
「初凹み」

『&A』

・「羽子板で前歯損傷」PNデビルウイング
   →しかもキッチリと、墨は塗りたくられました
・「年賀状が床屋からのみ」PN和風エビフライ
   →何年か前の私です
・「ポチ袋を持ったら「ジャリジャリ」」PN椎名
   →複数枚確定で、ポトリよりかはマシでした
・「凹が読めない」PN宇宙恐竜ゼットン
   →スケベ椅子に見えない事もありません
・「お節料理の三段目がコーンフレーク」PNハリケーンJr.
   →すでに牛乳に浸ってました
・「全身にファブリーズをかけられた」PN橋六はんぺん
   →口臭をも、克服するつもりみたいでした
・「今年も年越しが便座の上だった」PN目指せ度会の裕次郎
   →どうやら、蕎麦との相性が悪いみたいです
・「小学生の甥っ子に彼女がいる事実」PNビーチボーズ
   →友達を紹介されそうになりましたが、何とか耐えました
・「クリスマスパーティーで友人に初彼女を初めて紹介したら、初詣迄に奪われた私」PNキリングセンスの小さい方
   →初尽くしで、何ともトラウマな出来事になりました
・「まだ誰とも喋ってません」PNダイヤモンドと愉快と仲間達
   →気付けば二月の足音が、もうそこまで近づいています
・「出社したら返品の山」PN左脳ヨイヨイ
   →夏場ではなくて、まだ助かりました
・「正月を忘れてた」PNアニマル柄で電磁波予防
   →意識的には「寝正月」の方が、まだ上位に位置してます
・「自分の立ち位置がエキストラと確信」PNオランダ人スペイン村に立つ
   →些細な事実を積み重ねさえすれば、おのずと明確になるのです
・「9連休、予定ゼロで、初仕事」PN松岡芭蕉
   →会社でも終業まで日なたぼっこな生活です、あと俳句になってます
・「凸になったためしがない」PN椎名林檎(本人)
   →振り返ってみれば、マックスが0点な人生でした
・「お年玉が肩たたき券」PNマカロニサラダ記念日
   →まだ一昨年の券すら、使い切ってはいないのにです
・「神主に服装をダメ出しされた」PN蟹ギフト
   →勝負服が裏目に出ました
・「『AN HAPPY NEW YEAR』ばっかり」PN志摩の荒鷲
   →正確な綴りは「UN HAPPY NEW YEAR」となるはずです
・「交通調査のアルバイトに落ちる」PN裸足の大将
   →特技の「一秒間にボタン16連射」が、クソの役にもたたぬと宣告されました
・「誰からも気にされてない事に気付く」PNウナギ・アレルギー
   →いてもいなくても、結局「窒素」みたいな方でした
・「カレンダーの1月分が無かった」PNチャボ・ゲレロ
   →今年2月1日は土曜日で、友引みたいです
_____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞はハリケーンJr.でした。
今回は、どよんと暗い作品が多数寄せられました。新年早々この人達は何をしてるんでしょうか。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。後Oの候補も受け付けています。
次回の第百五十一回大会のOは
『天使になれなかった理由』(by松岡芭蕉)
となります。
1月12日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプと359日で今年も終わり!


カテゴリ:O&A

友人育成

投稿日:2014/01/06
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正月中の番組はどの局も特番ばかりであまり面白くありません。
とはいえ、何かしらテレビを付けてしまう辺り、
テレビしか娯楽がなかった世代の悲しい癖なのかもしれません。
そんな訳でぼんやりやる気なくテレビを見ていると、
とあるCMに目が止まりました。
「クマの親友ができるゲーム」がこの世にはあるそうです。
CMでは画面上のクマがプレイヤーに向かって、
何やら話しかけていたりします。
気になったので調べてみると、
クマと言えどもリアルな熊ではなく、
ぬいぐるみの立ち位置でクマと生活をし、
仲良くなっていくシステムです。
まずもって必要なのはクマとの生活です。
おしゃべりしたり、服を着せたり、お風呂に入れてあげたりして
クマを可愛がるそうです。
最初から面倒くさい感じですが、
親友になるべく、頑張っていくとします。
するとクマがプレイヤーに質問したりして、
プレイヤーの事を知っていき、
色々とおしゃべりをしてくれるそうです。
知れば知るほどおしゃべりが変化していくのだそうです。
というか、この時点で育てている感覚が芽生えはしないでしょうか。
しかしながらあくまで設定は「親友を作る」ということです。
クマがプレイヤーを知るほどクマは好きになるそうです。
仲良くなればなるほど、クマから嬉しいことをしてくれるんだそうです。
料理を作ってくれたり、プレゼントをくれたり、好きって言ってくれるんだそうです。
かつて、私は友人と一緒に住んでいた時があります。
厳密に言うと転がり込んできた、という感じでしょうか。
世話をしていた訳ではありませんが、
バイト先から持ってくる弁当を彼は糧としていました。
代わりに彼が怪しいアルバイトで大量に持っていた携帯を、
着信のみ専用で私にくれたりしていました。
貰い物の古着の服を与え、女子を紹介し、気分転換に魚釣りに連れ出しました。
しばらくして私の元を巣立ち、一足早く社会人になった友人が、
「社会人も何て事ないわ」と言葉をかけてくれました。
私が、恐る恐る社会人への第一歩を踏み出したのは30歳の時でした。
そんな彼は私の親友ではありますが、
私を「好きだ」と言ったことは一度もありません。


カテゴリ:同級生

方向決定

投稿日:2014/01/05
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ファストフード、というと手軽な食事です。
代名詞はハンバーガーですが、
他にも手軽に手早く食べられるものがあります。
駅のうどんやそばなどもそういう類いだったりします。
しかし、ファストフードというと、やはりマクドナルドが頭に浮かびます。
ただマクドナルドはここのところ、
売上が思わしくないとニュースなどで見かけます。
その理由を誰かが記事にしていたのですが、
ファミリー層が離れていった事が一因にあるそうです。
カフェ路線に切り替えた為、
お客さんがゆったり過ごし、なかなか席が空かないので離れていったんだそうです。
商売というのは難しいものですね。
先日、お世話になっているある夫婦と食事をする機会がありました。
何かの話の流れでアパート経営の事になりました。
私はいつものように得意の、
頭に思い付いた馬鹿馬鹿しい戯言をのたまいます。
せっかくだからある方向に特化すればいい、
どうせだからガンダム仕様のアパートにしてしまえ、と。
その夫婦は優しさなんでしょう、
面白いと笑って聞いてくれました。
大抵、こういう話をすると周りの人は、
半笑いもしくは苦笑いをするパターンです。
だからこそお世辞とは言え、喜んで聞いてくれた事に新鮮さを感じ、
その勢いで調子をこいて、
私がマクドナルドの今後の方向性を提案したいと思います。
この際ですから、ハンバーガーのバンズを、
すべてアンパンマンにしたらどうでしょう。
優しい夫婦の苦笑いが目に浮かびます。


カテゴリ:グルメ

剥出灯油

投稿日:2014/01/04
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年明けが近くなってきた時、
突然肩こりが酷くなりました。
その日から湿布を貼っては寝るという、
老いを感じる行為を繰り返してきましたが、
一向に善くなる気配がありません。
それどころか酷くなる一方です。
困りました。
とりあえず温めた方が良かろうと、
家にあるカイロを貼り付けました。
幾分、善くなったように思えたので、
正月早々カイロを買いに薬局へやってきました。
すると何やら灯油臭いのです。
あまり灯油の臭いを店舗周辺で嗅ぐことはなく、
もしかしたら何かの事件かもしれないと、
一人であたふたしつつ、
臭いの発生源を探します。
ほどなく見つかったのは、
自転車の荷台に取り付けられた灯油の缶でした。
早とちりをした自分に、
少しの恥ずかしさと安堵感を感じながら
店内に入っていきました。
しかし何かしらの違和感を覚えている自分がいました。
目当てのカイロを購入し、
まだ灯油の臭いがしているので、
例の自転車をもう一度見てみると、
荷台に取り付けられた灯油の缶は、
ストーブの中に入っている、あの灯油を入れる部分でした。
まさかこの自転車の主は、
この缶に直接灯油を入れて購入するつもりなんでしょうか。
ものすごく効率が悪い給油方法と思うのですが、
どう思っているのでしょうか。
そして何故か分かりませんが、
ほんの少しだけ、
肩の痛みが和らいだように思えました。
ポリタンク買えよ。


カテゴリ:出会い

本棚整理

投稿日:2014/01/03
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年の暮れ(12月31日)に大掃除をしたのですが、
その際に本棚に歪みがある事を発見しました。
よく考えてみれば、古本を買うばかりで売らずに詰め込んでばかりいるのですから、
年々貯まる一方な訳です。
流石に40歳という歳を考えると、
本棚にマンガはどうなんだろうと感じて、
整理をするのであればまずマンガからと心に決めました。
ざっと本棚を見回すと、
・ワンピース全巻
・エンジェル伝説全巻
・うしおととら全巻
・ホムンクルス1〜11巻
・ブラックジャックによろしく1〜8巻
・ソムリエ全巻
・ダブルフェイス1・2巻
・明稜帝梧桐勢十郎全巻
・ファンタジスタ1〜22巻と24巻
・Dr.コトー診療所1〜21巻
・バガボンド1〜17巻
・DANDOH!!1〜9巻
・赤ちゃんと僕1〜7巻と9・10巻
・キャプテン翼1〜32巻
・僕といっしょ1〜3巻
・龍狼伝4・5巻
・ドカベン15・16と19と29・30と34と36・37と39巻
・20世紀少年全巻
・21世紀少年上・下巻
・タッチ(文庫)1〜7巻と9〜11巻と13・14巻
・パイナップルアーミー1冊
・ゴルゴ13が1冊
・コージ苑1冊
・子供なんか大キライ!1・2巻
・総務部総務課山口六平太1冊
・湘南爆走族3冊
・まんが古典落語1冊

が詰め込まれていました。
これだけあれば、相当なスペースを取るはずだと、我ながら呆れます。
それにしても大人としてこのラインナップはどうなんでしょう。
こんな事では、今年一年が、また思いやられてしまいました。
正月中に取り急ぎ、
ファンタジスタ23巻
タッチ8と12巻
赤ちゃんと僕8巻を購入せねばならなくなりました。
注意事項としましては、タッチは文庫で、ドカベンは諦めた点でしょう。


カテゴリ:企画会議

蒲鉾立場

投稿日:2014/01/02
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時期的なもの、というのはここ最近そこまで多くを占めることはありません。
冬至にカボチャを必ず食べるかと言えば、
そうじゃない人も多いでしょう。
去年のお正月、最初に口にしたのは吉野家の牛丼でした。
家に何もなかった、という理由だけでしたが、
正月らしいスタートは全く切っていませんでした。
この年末に行ったスーパーでは、おばあさん二人が乾物コーナーの前で言っていました。
『何もせんでええってゆうけど、そんな訳にはいかんもんなぁ』と。
冬至にカボチャは食べねども、正月くらいは何とかせんならんということでしょう。
私も牛丼なんか食ってた場合ではありませんでした。やはり正月くらいは、らしいスタートを切るべきなんです。
おせち料理は色々な意味が込められています。
小さい時はその全てを食べろと言われたものでした。
私はいつも年末辺りから催されるスーパーの、
正月に向けての準備商戦で、
蒲鉾の立ち位置だけが腹立たしくて仕方ありません。
小さい時、おせち料理で必ず食べろと言われていたメンバーに、
蒲鉾は登場することはありません。
蒲鉾がおせち料理の一体何を担っているのでしょう。
そもそも、蒲鉾は普段の生活において
さほど大きな活躍を見せていません。
それでいて年末になると、
やや豪華に、そして必需品的に売り込んできます。
普段は100円程度で購入できるのに、
298円とか強気の営業をかけてきます。
それでいて蒲鉾のおせちにおける意味合いは、
『紅白でめでたい』だけでした。
無いとイマイチでしょ?、と
色目の問題だけで、ここまで来れていること。
また重箱を埋めるのに一番手っ取り早いこと。
奇しくも言葉通りの隙間産業で成功している蒲鉾を、
実は私なんかは真っ先に食べねばならないものなのかも知れません。
このよみものなんかも、
普段は全く役に立たないけれど、
隙間産業的にとある時期だけ何か価値が見いだせたらと、
蒲鉾に願いを込めた所で
無駄なんだろうな、と思う正月です。


カテゴリ:グルメ