昔、伊勢の川で仕事をしてる人達がいました。
舟で荷物を運んだり降ろしたりのハードな作業です。
お昼ご飯は、エネルギー補給に徹する為にデンプン主体のうどんでした。
揺れ動く舟上でこぼさない様に、汁を無くしてタレを絡める形にしたのが「伊勢うどん」の原形なんだとか。
考えてみれば、雑な料理です。
「汁がこぼれるのが嫌だけど、うどんは食べたい」→「汁を捨ててみよう」→「完成」の流れです。
それ程までして、たかが「うどん」を欲するモノでしょうか。
その情熱を、「汁がこぼれない器を開発」することに使っていたならば、
現代でも役立っているはずの新たな発明品が生まれていたでしょう。
例えば、エエ感じの水筒的な品物とかです。
更に言えば、一人前のうどんを食べる時間は、せいぜい１５分。
忙しい仕事中でも、変わりばんこに行けば十分対応出来たはずです。
店側も各店が切磋琢磨の競争をして、讃岐に負けないうどん王国になったかもしれません。
舟を停泊させれば、社員全員がゆっくり楽しく食べれます。
グズグズではないコシのあるうどんが主流になったかもです。
「鵜飼を見物しながらのうどんは乙なもんだ」と観光客が押し寄せた事でしょう。
汁をなくす安易な方法を選んだ人は、どう責任をとるつもりでしょうか。

こんな事を、弁当を食べながら考えていました。
弁当は伊勢うどん２玉でした。

ユーモア話術の通信講座の広告を見ました。
恋も仕事も友情も、シラケさせたらおしまいとのコピーが入っていました。
面白い話をしているつもりがウケない。
浮いているのはいつも自分だけ。
ユーモアあふれる話をすることができたら、
人間関係もスムーズに進むことでしょう、という内容です。
確かに、話がおもしろければ印象に残ります。
だからと言って、綾小路きみまろみたいな漫談口調で
色々と話されても５分後には普通さを相手に求めるだろうし、
神田正輝のようにすました顔で話をしていても、
ユーモアたっぷりのダジャレをちょいちょい挟まれたら、
ノーリアクションを貫きたくなります。
かといって、芸人さんのように喋りの達者な人ですと、
「返し」に気をとられて肝心の話が入って来ない可能性もあります。
結局の所、ユーモアはさほどあふれていなくてもいいのではないだろうか。
シラケさせるほど話が面白くないなんて、よっぽどないように思います。
それよりも気を遣うべきは、話している時の自分自身にあります。
まず、鼻息は荒くないだろうか。
口がだらしなく開いていないだろうか。
口の端に白い泡がたまってはいないだろうか。
「この人はズラかもしれない」と思って、つい目線を上に持っていってはいないだろうか。
鼻毛は出てはいないだろうか。
私としてはこちらの方が気になってしまいます。
チャック全開の人に「今が投資のチャンスです！」と言われたところで、
何の可能性も見出せないように思いますから。

『第七十六回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第七十六O!』
「海水浴場での禁止事項」

『&A』

・「欲情でも浴場でもありません」PNナビスコ大将
　　　→浴場変わりにしてるのを目撃しての欲情は、有り得ない話ではありません
・「下痢の友達を無理やり誘う」PNラッパのマーク
　　　→本人だけでなく、周りを巻き込む可能性が高いのです
・「伸身のトーマス」PNファイティン森末
　　　→なんにしろ、脇毛にもっと気を使うべきです
・「海面での流しそうめん」PNおかわり自由
　　　→茶色のあぶくが纏わり付きます、コクではありません
・「ヒトデを「お星様だよ」と小さい子につかの間の夢を与える」PNひとでなし
　　　→裏っ側はエイリアンぽい事を知りました
・「砂山に登る事を目的としない」PNパスワードは００３４
　　　→子供の作った作品を踏み付けての移動、リアルゴジラ降臨です
・「海の家で上にぎりを注文する」PNクック?１
　　　→沖縄の寿司は青いイメージがあります、上カレーがベストです
・「刺身の放流」PNリットントン
　　　→白いパックとバランは持ち帰りました、醤油は垂らしました
・「おやつにポッキーときのこの山とパイの実を持っていく事」PNたけのこの家
　　　→溶けます、溶けて合体したきのこの山を一口で食べた事があります
・「『海』を『膿』と思わない」PN伊勢の荒鷲
　　　→楽しげな雰囲気が見事に一変しました、もはや惨劇です
・「焼きそば買い占め」PNムーニーさん
　　　→笑うのはテキヤ風海の家のオヤジのみです、もっと原価を知りましょう
・「タオル一丁でうろつく」PN椎名
　　　→鍵や財布は砂に埋めてます、携帯電話は確実に故障します
・「万引き・置き引き・置き石」PN松高出身乱一世
　　　→線路はともかく、置き石は海水浴ではセーフでしょうよ
・「ラフプレー」PNいつもポッケにゃ親父が５人
　　　→ラフが笑うの意味になると、結構な幸福感が漂います
・「来日したカイ・スイヨクさんとは別人です」PN目指せ度会の裕次郎
　　　→カイ氏は日本の食文化に興味をお持ちです、名古屋のモーニングとか
・「剃髪」PN宇宙恐竜ゼットン
　　　→モズクと間違える恐れがあるためでしょう、髪は持ち帰りましょう
・「卵を溶く」PN無敵のヤングガン
　　　→海水に含まれる塩分を計算しとかないと、ふっくらとはしません
・「婆さんのトップレス」PNＯｉ!スター
　　　→小さい時に道行の浜辺で見ました、えげつないモンでしたよ
・「去年埋めた宝箱が無いと騒ぐ」PN高一の風雲児
　　　→鳥取砂丘の砂も、大移動を繰り返してるらしいです
・「備え付けの紙以外を流す」PNコンビニ堕天使
　　　→そもそも紙がほぼ備え付けられてません、書くなら「便と備え付けの紙以外」です
・「スイカを横に斬らない」PN元暴れはっちゃく
　　　→味覚的な事かとつい調べてしまいました、単に隣人を斬ってしまう為でしょうか
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞はひとでなしでした。
今回は幼児教育評論家の観点から大賞を選びました。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第七十七回大会のOは
『金縛りの対処方法』(byタカ＆唐揚げ)
となります。
8月12日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプィンメダル獲得!

ワンピースの最新刊が初版発行部数をまた塗り替えたそうです。
４０５万部、すごい数字ですね。
私が小さい時、漫画家というのは、木製の机にへばりついた
ランニング姿のおっさんのイメージが強かったので、
どれだけ売れているとかもよくわからず、
ただ、4畳半くらいのスペースで黙々と作業をしているように思っていました。
しかしそれが少しずつ芽を出し、4畳半が6畳へ、そして12畳へと
作業場がどんどん拡大する様は、
例えば会社を始めたころは３人しかいなかった従業員が、
今では１００人を抱えるまでになりました的な要素を含んでいますね。
そう、最初は狭い中で黙々と書いていただけでした。
淡き想いと熱い情熱を持ちながら漫画に向き合っていた日々。
その努力が花開き、それこそ初版発行部数を４０５万部とかになれば、
その辛いこともあったであろう日々も報われるという訳です。
そうです、今は例え携帯の画面でポチポチと地味に書いている「よみもの」も、
お昼の弁当をほおばりながら、ポチポチと地味に書いている「よみもの」も、
いつかはパソコンの前でパチパチと軽快に書くようになり、
ゆくゆくは「是非、我が出版社で書いてみませんか？」とオファーが入るような、
そんな人気者になれば、この地味な日々も報われるように思います。
とりあえず私が今できることは、
パソコンでブラインドタッチができるように練習することです。
先行きは長いです。

固い仕事をしている２学年下の後輩がいます。
その後輩は三人兄弟の長男で、次男三男も同じ仕事をしています。
親父さんも同じ仕事ですので、基盤を引き継いだ形なんでしょう。
因みにソイツの子供も、三人兄弟です。
私は高校の時に下宿していたのですが、後から来たのが縁です。
共同箇所で洗濯をしながら、『何回もするのは面倒だ』と考えた私は、
着ていたシャツとズボンを脱いで洗濯機に叩き込みました。
全自動ではないため、トランクス一丁で素振りをしながら待ってた所に、
やって来たのがその親子でした。
固い挨拶と「初めて親元を離れますので、ご指導よろしくお願い致します」とパンツ男に頭を下げたものです。
今度、ひょんなことからその会社のロゴマークを作る事になったのですが、
「固い仕事なんやから、あえて柔らかくしよう。兄弟三人で右肩上がりにかけて、ダンゴ三兄弟がモチーフやわ。子供らの分も合わせて２串な!いざとなったら団子屋にくら替えも出来るやん!」
後輩はその案を持ち帰りましたが、
社内で「何故にダンゴ?何故に２串?」と大ブーイングを喰らい、未だ返答がありません。
鏡餅にして、親父さんを橙に見立てれば正解だったんでしょうか。

下宮の横に勾玉池があります。
その池の横に新しい美術館みたいなのが建ち、
それに併せて下宮の周りを整備し、新しいお店が続々とオープンするみたいです。
たくさんの観光客が内宮だけに行く流れを、下宮にも呼び込む作戦なんでしょう。
もう２０年前になりますが、勾玉池は私の定番のデートコースでした。
「入場無料」「閑散」「小動物」の三大ポイントがウリでした。
入場無料と言いますか、金取ったら怒るレベルの公園です。
ニケツで行って、近所のコンビニでジュースや菓子を買って、
池の周りをグルグルと歩きながら他愛もない会話をするのです。
街中だと、知り合いに会ったり、「ガンを飛ばした」とケンカになったり、昔の彼女にバッタリで気まずくなったりと対応に忙しいのですが、
そこは人がいたとしても、ジョギングをしてる人か寝てる浮浪者ぐらいでした。
ジョギンガーとは、何回もすれ違ったりもしくは追い抜かれたり、
浮浪者とは、いつものベンチを占拠されたり、「べっぴんさん連れてエエなあ」と冷やかされたり、
いたって平穏な出来事しか起こりません。
池には、鯉や亀、小鳥がいます。
鯉がパンを突っつくのを見ながら、「将来の夢」を語り、亀の甲羅干しを見ながら「自分がいかに相手を好きか」を囁き、小鳥を捕まえようとしつつ「ダメ出し」を受けたりしていたのです。
久しぶりに行った勾玉池は、綺麗に整備され、人もたくさん増えていました。
全く面影を無くしてました。
そういう物語です。

甲子園の抽選が五日に行われます。
三重代表の初出場、松阪高校は何日の試合なのか気になっています。
甲子園へは例年、夏の風物詩として観戦に出かけていたのですが、
ここ２年は諸々の事情で行けてませんでした。
諸々の事情とは主に金銭的な問題です。
しかし、この夏は
「初出場」
「最寄の高校」
「一学年上の代のキャプテンが友達」
とスリーカードが揃っているのです。
「一学年上の代のキャプテン」は美容室をしてるのですが、
風の噂で、バスの手配をしたり、ＯＢ連中の連絡係をしていたり、野球部のコーチがそこの店に髪を切りにきたりしているらしいのです。
チャンスだと思い、ここは松阪高校野球部ＯＢのフリをして、応援バスに潜り込む事を画策しました。
低姿勢でお願いしてみたのですが、
「うーん、難しなー」と素気なく言われました。
「ええやん」
「ＯＢちゃうやん」
「めっちゃ話合わせるで」
「ばれるって」
「大丈夫大丈夫」
「大丈夫ちゃうわー」
結局、ＯＢとしての寄付金を払えばどうかみたいな展開になりましたが、
そんな金があれば普通に三試合を見に行けるのです。

ショートヘアの女性が人気なんだそうです。
人気の理由が雑誌のアンケート形式で紹介されていました。
１)ボーイッシュで、明るく元気な印象だから
２)モデル顔負けのスタイリッシュな女性が多いから
３)活発な印象で、一緒に遊ぶと盛り上がれそうだから
４)爽やかな笑顔に癒されそうな気がするから
５)サバサバした性格の女性が多そうで、付き合っても束縛されなそうだから
６)大人の女性という気がして、リードしてもらえそうだから
７)女を武器にしていない、凜とした雰囲気が漂っているから
８)ロングよりレアなぶん、単純にほかの女性より目立つから
９)周りの価値観に流されずに、自分らしさを大切にしていそうだから

だそうです。
アンケートに答えていたのは、20代と30代の男性ばかりでした。
同じ30代の男として言わせてもらうなら、
１と３は解らんでもないけど、
２は「そうかあ?」って感じで、
５や６は全く同意できず、
４にいたっては「妄想やろ」としか言いようがありません。
ショートヘアの大人の女性で、誰を想像するかで変わるはずです。
ちなみに私は、水前寺清子ことチータを思い浮かべています。
ＢＧＭは３６５歩のマーチでお願いします。

連日連夜暑い日々が続いています。
こないだ、久しぶりに墓参りに行ったら
水を汲むだけで滝のように汗が流れていきました。
こう暑いと食欲が落ちたりしますが、
私の場合は食欲はむしろ増すタイプなので、夏バテとは縁遠い体質です。
少しでも涼しい思いをしてもらおうと、「青い食品」が流行っているそうです。
とあるラーメン屋さんは冷やし塩ラーメンのスープの色を青くして出しています。
何で着色をしているかというと、
ガリガリ君ソーダ味にも使われている天然色素だそうです。
ガリガリ君と同じ、と聞いただけで冷たいイメージが沸きます。
また、青いカレーというのもあり、サンリオのキャラクター「シナモン」とコラボした
期間限定の「お空のひげシナモンカレー」というのもあるそうです。
ヒゲは青いのか、はたまたライスがひげの白ひげなのか。
色は青いけれど味はどれも美味しいのだそうです。
かき氷でも「いちご」と決めていたけど「ブルーハワイ」に惹かれてしまうのは、
食べ物とは程遠い色にある特別感なのでしょう。
そうすると、夏は青い食べ物で、冬は暖かい暖色系の食べ物を対抗せざるを得ません。
暖色系で思い出すのは、「ピンク色」です。
爺さんのももひきも、白色よりピンク色の方が、がぜん暖かく見えます。
そんな訳で、今年の冬は「ピンクラーメン」「ピンクカレー」で、
寒さをしのいで頂きたいです。
私が考えられる着色料は「たらこ」くらいなので、
うっすら「たらこ味」が予想されます。　キューピーの出番でしょうか。

『第七十五回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第七十五O!』
「自由過ぎる夏休みの自由研究」

『&A』

・「朝顔の調理法」PN小三の母
　　　→花びらはおひたしに、種はポップコーン風に、茎はチキンラーメンのトッピングにしてました
・「さまぁ〜ず大竹の眼鏡を直す頻度」PNチェリーパイ
　　　→「もやさま」と「Ｑさま」では、その点からもに意気込みの違いが解ります
・「日焼けでむけた皮膚でちぎり絵」PN裸の元帥
　　　→茶色から黒へのグラデーション、ヌーの大群とは力作です
・「粘土で作る歴代横綱」PNちゃんこちゃんこの味の素
　　　→双羽黒と宇野総理、なんか立ち位置が似ています
・「盗んだバイクで走ってみた１５の夜」PN社長ナイショット
　　　→原付きでした、赤いライトにびびりっぱなしです
・「あそこの成長記録」PN美案濡
　　　→子供から大人へ激変する奴がいます、セノビッグではありません
・「爪の観察」PN春一番夏二番
　　　→右利きの為、モデルはいつも左手です
・「テレパス習得」PN目指せ度会の裕次郎
　　　→「習得しました」の確認が、ほぼにらめっこでした
・「人の自由研究をパクって発表」PN椎名
　　　→パクりのパクりが世界を征するらしいです、マンガ情報ですが
・「担任丸山の夏休み日記」PN高一の風雲児(夏休み)
　　　→昼は一円パチンコで涼み、夕食は牛丼屋、何故か涙が止まりません
・「実録！懸賞生活」PNにんじん
　　　→懸賞の結果が届く前に、夏休みが終わりました
・「蚊の標本」PNパン爺
　　　→蚊の腹にピンを刺す技術、大したモノでした
・「飲み物を炭酸だけにした夏の体重増減表作成」PN志摩の荒鷲
　　　→右肩上がりです、景気もこのデブ位上向きだと良いですね
・「茶髪のメリットデメリットを金髪で発表」PN宇宙恐竜ゼットン
　　　→帰り道は坊主頭になってました、指導室で何があったのでしょう
・「ガリガリ君を食べた本数及び感想」PNピンク風呂井戸
　　　→結論は『やっぱりラムネが一番』でした
・「実写版大山のぶ代を捜す旅」PN高町のスナフキン
　　　→料理家の枝元なほみ氏ではありません、悪しからず
・「ＵＦＯを呼ぶ〜僕の2012夏〜」PN未確認非行少年
　　　→「小さすぎて見えない宇宙人が、私達の周りには無数に存在します」との熱弁を聞いた事があります
・「ほうれい線の写メ集」PN白い炊飯ジャー
　　　→ペンネームは秀逸です、『赤い彗星シャア』まで時間がかかりました
・「『夏休みの友』は本当の友達ではないについてのレポート２０枚」PN吉永小雪
　　　→夏休みの友を知ってる時点で、アナタの世代が解ります
・「僕が考えたドミノの並べ方〜２コ編」PNコンビニ堕天使
　　　→基本８パターン、後はその応用です
・「路上ライブでiphoneをゲットするまで」PNすだち
　　　→ビルとゲイツがくれると思います、もうまもなくです
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞は高町のスナフキンでした。
今回は新人参加数が歴代一位となりました。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第七十六回大会のOは
『海水浴場での禁止事項』(by洋食戦隊ナイフ＆フォーク)
となります。
8月5日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプィッシャーマン!