天橋立風

投稿日:2013/09/23
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久しぶりに買い物に県外へ出かけました。
3連休の初日でしたので、交通量も多く、
四日市で故障車が発生したら、
伊勢関インターまで渋滞が波紋するという事態で、
私もその渦に若干巻き込まれつつありました。
そんなこんなで目当てのアウトレットに着くと、
すでに買い物を終えたであろう家族連れなどが
駐車場へと向かう際にすれちがうのですが、
大抵の子供が何やらびしょ濡れ感を出していました。
確かに、前日に比べてその日は暑く、
夏を思い出すような感じでしたが、
そんなに汗かくかね?と思っていました。
そうこうしていると前方にパンツ一丁の男児がいました。
ひとっ風呂浴びたような彼はなぜそのような
格好をしているのかかなり疑問でした。
まあ、いいやと買い物モードに移り、
買おうとしていた商品もゲットし、少しモール内を散策しました。
するとモール外にあるちょっとした公園スペースの噴水付近で
子供たちが水浴びをしていました。
これで件のびしょ濡れ子供の謎が解けました。
見るものも見たので帰ろうと歩いていると、
前方に水浴びをした後の男児がだだをこねていました。
「お茶ー」
「ジュウスーー」
「おぉお茶ぁぁーー」
たぶん、水浴びをして疲れて喉が渇いたのか
母親の手をひっぱりながら叫び、
チラチラと男児の姉が持っているカルピスウォーターを見ていました。
私の予想では、水浴び前におねだりをし、
ジュースかアイスかの選択を言い渡された際に、
男児はアイス、姉はジュースを選んだのだと思われます。
アイスをほおばりご機嫌で水浴びをしたのでしょうが、
アイスは喉が渇くと事実を彼はまだ予想できない年頃ですので、
己の欲望にのみ正直に生き、失敗をしているのだと思います。
車に着いたら持参のお茶があるのか母親は男児のだだこね攻撃を無視していました。
姉もチラチラ狙われるカルピスウォーターをしっかり握り、無視していました。
無視攻撃に対抗しようと男児は身体全身でだだをこね始めました。
天橋立を覗くような股から顔を出して「ジュースー」と叫びました。
2・3歩進んでは天橋立、2・3歩進んでは天橋立。
父親は「いいから早く歩いてよ」と力なく言っていましたが、
天橋立攻撃はそれから駐車場までの道のり約100mの間続いていました。
買い物に来たと思えば水浴びをし、喉が渇いたとだだをこねる。
小さい子供を持つ親は本当に大変なんだな、と思いました。
親、頑張れ。


カテゴリ:出会い

強奪行為

投稿日:2013/09/22
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トビの被害が多発しているんだそうです。
観光地などで、空から急降下して食べ物を奪う行為で、テレビで注意を呼びかけていました。
湘南海岸では通称「トビ被害」と言って看板を立てて対策をしていましたが、
ハンバーガーやクレープなんかを強奪されていました。
トビは羽を広げると1.5メートルもあり、くちばしや爪が鋭いので、
食べ物を奪われた際に、それらでケガをする人も続出しているんだそうです。
特に秋は、若いトビが巣立つ時期らしく、
強奪行為に馴れてない若いトビ達に、食べ物と間違えて腕を掴まれてしまって負傷するパターンも多く、自称「うっかりトビ被害」も多数発生するんだとか。
人間にしても、夏は恋の季節ですし、
まだ不慣れな恋人達が、ぎこちないデートに繰り出すのが秋ですから、
両者のタイミングが悪い方に重なったという事なのでしょう。
夏の喧騒とは又違った初秋の海は、三回目のデートに相応しい場所です。
そうそう、お金がかかるデートばかりもしていられませんから、
駐車場代と屋台の食べ物代程度の出費で抑えられるのは、願ったり叶ったりです。
しかし、そんな思惑を嘲笑うかの様な、トビの行動、久々に痛快な気持ちにさせてくれました。
治療費も馬鹿にならないでしょうが、頑張って欲しいものです。
そもそもトビは蛙なんかを食べて、人間を怖がる生き物なんだそうですが、
餌付けをされる間に、人間の食べ物の味を覚え、なおかつ人間への恐怖心も無くしてしまい、
人間を襲いだしたんだそうです。
自業自得です。
そういえば、小学生の頃、実家の近所の魚屋もアラを捨てるのを面倒くさがり、
橋の欄干に板を置いてトビのエサ場にしていました。
やがては、エサ場に置かなくても、外の流しで魚を捌きながら、
アラを空にポーイと投げると、サーとトビがキャッチするようになりました。
何人かの子供が、そのショーを少し離れつつ見ていたものです。
ひょっとすると、あれがエスカレートしていくと、店頭の刺身を強奪する流れだったのでしょう。
地元ではトビをトンビと呼ぶのですが、
その魚屋はやがて「トンビ屋」と呼ばれるようになり、しばらくして閉店してしまいましたので、
どこまでエスカレートしたのかの真相は謎のままです。
さて、恥ずかしながら私も、日本海沿いの観光地で、トンビにソフトクリームを奪われた過去があります。
ヘラヘラと浮かれ気分で歩いていたら、後ろから持ってかれました。
奪われただけならまだしも、コーン部分をガシッと掴んで上昇気流に乗ったトンビの足元から、
白いアイス部分がポトリと海に落ち、トンビは空のかなたへ消えてしまいました。
せめて味わってもらいたかったですね。


カテゴリ:出会い

既読注意

投稿日:2013/09/21
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LINEで友だちからウザがられるパターンが紹介されていました。

その1:ゲームのポイントを送りまくってくる
A『加藤さんにクローバーをもらいました。
1時間以内にゲーム内のメッセージボックスで受けとると、フレンズポイント5ptももらえます!
今すぐ受けとろう!』15:55
A『加藤さんにクローバーをもらいました。
1時間以内にゲーム内のメッセージボックスで受けとると、フレンズポイント5ptももらえます!
今すぐ受けとろう!』17:40
解説『やってないゲームのポイントを送られるほど、ウザいこともありません。こういうやつには、あえてポイントが送られる毎に普通の会話をふって「あ、毎回会話のきっかけだと思ってる面倒なやつだ」と思われてしまいましょう。それか、ブロックしましょう。』

その2:脈絡のないスタンプを送ってくる
B『これから仕事』15:51
A『絵(ケンシロウみたいな男)』15:51
B『マジでダルいわ』15:51
A『絵(アンパンマンみたいな芋虫)』15:52
B『なんなんだよ』15:52解説『話の流れとまったく関係ないスタンプを送ってくると、何かと反応が困るもの。「これって自分が理解できてないだけで、本当はキチンと流れがあるスタンプなのかな?」という気持ちで意味を深読みさせるところがたちが悪いのです。こういった場合は、こちらからも意味のないスタンプを投げるか、ブロックしましょう。』

その3:新しい有料スタンプを大量に送ってくる
B『なんだよ』15:42
A『絵(ハゲた博士とハート)』15:42
B『なんなんだよ』15:42
A『絵(ピンク色の布にくるまった動物)』15:43
解説『新しい有料スタンプを購入したのを見せつけたいばかりに、大量に送ってくる人。ただの自慢なのですが、自分自身が無料スタンプばかり使っていると、嘲笑されているように感じて、よけいに腹が立つもの。こちらが有料スタンプをかうのもしゃくなので、無視するかブロックしましょう。』

その4:公式アカウントみたいな対応をしてくる
B『明日ってヒマ?15:43』
A『フォッフォッ』15:44
B『なぁ、ヒマなの?』15:44
A『sogooood♪』15:44
B『お前、ケンタッキーフライドチキンのアカウントじゃないだろ?』15:45
A『・・・・・フォッ?』15:45
B『いい加減にしろよ』15:45
A『sogooood♪』15:45
解説『まったく意味がわからないのですが、公式アカウントが自動返信するように返してくる人。もう、まったく目的が見えてこないのですが、お得なクーポンの情報をくれるならアリなんじゃないでしょうか。お得情報をくれないのであれば、ブロックしましょう。』

その6:既読にめちゃめちゃうるさい
A『すぐ連絡くれ』15:48
A『連絡くれよ』15:49
A『何してんの?』15:49
A『既読』15:49
A『既読って付いてるぞ』15:49
A『見てんだろ』15:49
A『はやく連絡くれよ』15:49
A『既に読んだ』15:49
A『と、書いて既読だぞ』15:49
解説『ブロックしましょう。』

その7:ダメな画像を大量に送ってくる
A『写真(モザイク)』15:53
A『写真(モザイク)』15:53
A『写真(モザイク)』15:53
A『写真(モザイク)』15:54
B『本当にやめてください』15:54
解説『即ブロ。』

結論として『ウザい人はブロックしよう!LINEはあくまでコミュニケーションツール。あなたも上記のことをしてウザがられないように注意してくださいね。あと、ウザい人は即ブロックしても問題ないと思います♪』


と記事に書いてありました。
LINEは二億人以上が利用しているんだそうです。
なぜそこまでして、他人と、絡みたいのかが全く解りません。


カテゴリ:読者投稿

強制執行

投稿日:2013/09/20
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必要に駆られて、ネットでソフトをダウンロードしました。
ソフト自体は、可もなく不可もなく稼動しているのですが、
ダウンロードした日以来、
ディスプレイに何かが出てきます。
『何か』は何パターンかの姿で登場します。
全部英語の文章の場合と片言の日本語の場合があり、
出て来る度に、警告されたり、PC容量の残量の危険を告げたり、点滅したり、勝手にスキャンをしたりして大騒ぎをしていました。
英語はよく解りませんが、日本語を読むと『PC容量のキケン(ドクロマーク)』『スキャンが必要です?』とありましたので、
何かマズイ事態が起こってるんだろうとは思いましたが、
何かにはどこにも『×』マークがないので、消すことも出来ず、
ただただ見守っているだけでした。
やがて何かはエスカレートしだして、幾つものパターンを複合して登場するようになり、
勝手に次々と画面を開いてはスキャンをしだす行動にでてきました。
私のPCは機能性より機動性に重きを置いている為、
幾つかの作業を同時進行すると
テンパって白いのがクルクルと回って「待って」と訴えてくるのですが、
次々開いた全ての画面から「待って」と訴えられました。
小さな力でも、何個か集まると大きな力になる募金箱みたいなもので、
何とかしなければと思うようになりました。
眺めていると勝手スキャンの後に『何$です』と表示されている事に気付きました。
この請求の態度は明らかに喧嘩を売られていると感じた私は、
ようよう重い腰をあげ調べてみました。
何かは「ポップアップ広告」と言う奴らしく、
同様の症状で苦しんでいる人が多数おり、
又その対処法も書かれていました。
対処法の指示通りに、アンインストールと言う追い出し作業を始めます。
その作業中も、勝手スキャンやら警告やらPCからの訴えやらは続きますが、
心を鬼にして強制執行を続きます。
やがて対処法の通りに追い払う作業も終盤戦になると、
『これであなたとお別れするのはほんとに残念す』と、赤いバックに黄色の太文字で片言のメッセージが呼びかけられましたが、キッパリと無視して追い出しました。
達成感とちょっとした寂しさが私を包みました。

翌朝、PCを起動させると、初見のポップアップが登場していました。


カテゴリ:出会い

柔軟剤香

投稿日:2013/09/19
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いつの頃からでしょうか。
洋服を匂わそうという動きが活発になったのは。
干した後の洗濯物の香りと言うのは、
基本的に「日なたに当たっていた匂い」でした。
そこへ洗剤自体にほのかに香るように仕向け、
更に柔軟剤が徐々にその役割を担い、
最終的には洗浄も柔軟もしませんが、
匂いだけはガッツリ付けさせて頂きます、といったものまで
出てくるようになりました。
服からいい香りがするのはいいことです。
臭い匂いを放つよりよっぽどいいのですが、
ではどの香りをまとわせようか、と考えた場合の
選択肢の多さと香りの違いにかなり頭を悩ませます。
まず、よく聞く「ダウニーの香り」というのがあります。
洗濯関係だけでなく、消臭剤やトイレットペーパーにまで
ダウニーの香りは進出しているのですが、
そもそもダウニーの香りを知りません。
一体どんな匂いなんでしょうか。
また柔軟剤は各社それぞれ多くの香りを出していますが、
その香りの名称がまたこちらを悩ませるわけです。
「プリンセスパール&ドリーム」
「ブリリアント&ブーケ」
「スイーツベリーアロマ」
フローラルとかフルーティーとか付いていると、
何となく「花っぽい匂いかな?」とか「果物っぽい匂いかな?」とか
想像がつきますが、
「プリンセスパール&ドリーム」に関しては、
真珠姫と夢、ですから全くもって分かりません。
また、私の服から真珠姫と夢の香りが
漂うのはいかがなものかとも思います。
分からない人の為に柔軟剤売り場には試し嗅きのような
匂い玉が設置されていますが、
あれらも長い間放置されているものが多く、
嗅いでも匂いがうっすらとしか分からず、
吟味しようと夢中になって嗅ぐ姿は滑稽にしか映りません。
ですので、言わば賭けのようなものになります。
きっとこんな匂いだろうと思い、購入をして思う様な香りなら良し。
しまった、思いのほかキツイと思えば、
その柔軟剤が無くなるまで香らせていなければなりません。
柔軟剤関係の皆さん、おっさんに優しい商品名称をお願いします。


カテゴリ:企画会議

異国果実

投稿日:2013/09/18
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流行には基本的には乗りません。
皆が持っているからといって、それを購入することも
皆が美味しいというから、それを我先に食べることもありません。
「乗りません」というよりは「乗れません」と言った方が正解なんですが、
流行に流されるほどの余裕がないのが実情です。
たまごっちが流行った時などは、
むしろ「俺の方が飯を与えられたいわ」と思った位です。
話は変わりますが、先日外でご飯を食べました。
通常ですと外でご飯を食べるとなると、
「話題の店だから」とか「ネットでよく見るから」といった
前情報に流されることなく、
確実にうまいであろうという店なりメニューなりを選ぶ傾向があります。
何故なら滅多に外食をしないので、
できれば色んな方向で満足をしたいというのが心情です。
先日行った店は、以前にも行ったことのあるバイキング形式がある店で、
低価格で腹いっぱい食べられるのでそこに決めました。
勝手知ったる感じでメニューを注文し、早速バイキングを楽しみました。
スープをすすり、サラダをほおばり、メインディッシュを口に運んでは、
ライスをがっつくといった「食事」を一通り満喫した後、デザート部門に入ります。
デザートといってもカットフルーツやゼリーなどがある位ですが、
そこにバイキングではあまり見ることのない、
また一般家庭でも買って食べる機会のないフルーツが並んでいました。
「ドラゴンフルーツ」です。
赤い皮のなかに、白い果肉。そして果肉には黒い種が点在しています。
見た目、派手ですし生まれてこの方食べたことのない果物です。
もし、これが「別料金です」と言われれば、たぶん手は出ませんでしたが、
バイキングですので果敢に挑戦をしました。
異国の香り漂う風貌に「きっと食べたことのない味なんだろうな・・」と
若干ワクワクした気持ちを抑えつつ、かぶりつきました。
一口食べ、二口食べ、最後の一口を食べても一体何の味なのか分かりません。
味がない、とも言えず、甘い、とも言えず、でも酸っぱくもない。
もうひとつ食べましたが、結局ぼんやりした味としか言いようがありませんでした。
見た目のインパクトは一体どこへいったのか。
まあ、バイキングで経験できて良かったと思い店を後にしました。
しかしドラゴンフルーツの魂はそれで終わったわけではありませんでした。
翌日、大きい方をもよおしトイレに向かいました。
すっきりした後、流そうと何気に放ったものを見ると黒い粒がびっしり入っていました。
「!?」と二度見をした後、よぅく見るとドラゴンフルーツの種でした。
見た目のインパクトの行方は、まさかのここでした。


カテゴリ:グルメ

公開収録(135)

投稿日:2013/09/17
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『第百三十四回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第百三十四O!』
「政治科の期末試験」

『&A』

・「袖の下にいくら入るか」PNリットントン
   →まさに四次元ポケット並の、収容力が求められています
・「ダルマに目を真円で」PNマチャミとマチャアキどちらも嫌い
   →ダルマの中には、想い出がいっぱいでしょう
・「交通キップを上手くもみ消しなさい」PNアルコールアンコール
   →松坂世代には耳の痛い話です、掛布もですか
・「心ココにあらずでも笑顔で握手」PNニューロティカ
   →目線は顔でしたが、視線は私の遥か後ろにありました
・「ある時期だけ自転車で走り回る」PN伊勢の荒鷲
   →ローカル球団の野球帽を被れば、庶民派の完成です
・「福沢諭吉の肖像画を描きましょう」PN松岡芭蕉
   →脱亜論は、読んどくべきでしょう
・「選挙前だけ腰を低くする」PN目指せ度会の裕次郎
   →実技試験場には、リンボーダンスの棒が並んでます
・「「せいじか」を使ってあいうえお作文」PN榊原育英
   →秘書か官僚が、事前に見本を教えてくれました
・「ビールケースに立ってのバランスチェック」PN椎名桔平(そっくりさん)
   →何故に、ビールなんでしょうか
・「オバマ大統領とノッチの違いを5つあげよ」PN平日は眼鏡
   →『ノッチって何?』が正解でした
・「木箱の中身、饅頭の下を答えよ」PN宇宙恐竜ゼットン
   →山吹色の、そちも悪よのうなシロモノでした
・「歴代の首相と共通するアニメキャラを線でつなげ」PNマカロニサラダ記念日
   →橋本元総理とアンパンマンの正解率は、八割を超えました
・「政治家の気持ちになって失言せよ」PN(^∇^)
   →失言は、ホンマはほぼ心の叫び声なんでしょう
・「「クリントン」という言葉を使って技名を付けよ」PN和風エビフライ
   →『ローリングクリントン』『掟破りの逆クリントン』『雪崩式クリントン』『クリントン固め』
・「中間試験の使いまわしでした」PN遊牧民はパラボラアンテナ
   →習慣とは恐ろしいものです
・「秘書の給与を削減して飲み屋のママとの旅行にまわしなさい」PNOi!スター
   →個人秘書でも可でした、領収書をお願いします
・「オウムに『先生』と呼びかけ続ける」PN胸やけ劇場
   →オウムも『先生』と応える為、ただただ『先生』連呼です
・「被選挙権があるのか確かめなさい」PN河童広場
   →自分に関しての事は、以外と見えてないものです
・「会議中に考えるポーズで睡眠」PNホワイトドラゴン略して白竜
   →もしくは、教科書で隠すと弁当は食べにくい、です
・「木の名札で指をつめない」PN河相我聞
   →会議場の机にくっついてるヤツです、通称カチンコ
・「テメエが主人公の風刺漫画を書きなさい」PN椎名林檎(本人)
   →フランスの地方紙が、喜んで特集を組みました
_____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞は胸やけ劇場でした。
今回は政治を切る解答が多数寄せられました。投票率の低さは何なんでしょう。まあ、これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第百三十五回大会のOは
『虫の鳴き声が訴えてる』(by奇行師)
となります。
9月22日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプつき見!


カテゴリ:O&A

独眼兄貴

投稿日:2013/09/16
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真島の兄さんには色んな事を教わりましたが、
その中でも一番印象に残るのは『男は長いものに巻かれてはならない』と言うスピリットでしょう。
つい最近も、跡目争いで幹部連中のみの会議に出席していた真島の兄さんでしたは、
私利私欲の謀略合戦をジッと黙って見ていましたが、しばらくして
「アホくさ」
「お前らで勝手にやっとけや」
「ただし俺のシマへ入ったら許さんでえ」
と会議室を出てってしまいました。
思い起こせば、真島の兄さんとの出会いは、
随分とはるか昔になりますので、
思えば長い付き合いですね。
左目に独眼竜の眼帯をし、素肌に細身のジャケットを合わせ、背中には般若。
手に持った長ドスをペロペロ舐めながら、
「イーヒッヒッヒッ」と笑う兄さんと対決したものです。
素早い動きに翻弄され、幾度も苦杯を強いられました。
正直言って、「兄さんに勝ちたい」「兄さん以上の男になりたい」との思いのみで、
これまで私は精進して来た気がします。
普通の人には考えられない事態におちいりながら、
何度もその度に死線をくぐり抜けてきた兄さん。
そんな兄さんと三度目に巡り合った時の事を思い出します。
兄さんは極道から足を洗い、黄色のヘルメットを被って、
建築会社を経営していました。眼帯はそのままでした。
元の若い衆からは「社長」「社長」と呼ばれていましたが、
対決となれば、相変わらずの素早い動きで、
私は相当追い詰められましたね。
その後協力を買って出てくれ、
CIAさながらの無数の監視カメラのコントロールルームから仕入れた貴重な情報が、
どれだけ私を助けてくれた事でしょう、感謝しきれない思いです。
そんなカタギの兄さんに、訳あって再び極道への復帰を頼んだのも私でした。
無茶な要求に当然、首を縦に振らない兄さん。
「言う事を聞かせたかったら俺を倒せや」と対決になってしまいました。
何度も「もうダメだ」と思いましたが、
兄さんに勝つ事が兄さんへの恩返しと思い、
時間はかかりましたが何とか打ち破れました。
「相変わらずごっついのう」
「ワシはごっつい奴、好きやで」
「お前の頼み、聞いたろやないけ」
とありがたい言葉をかけて頂いたご恩は、生涯忘れないでしょう。
真島の兄さん、これからも手のかかる弟分の私をどうぞよろしくお願い致します。
m(._.)m
あ、そうそう、真島の兄さんはゲームのキャラクターですんで。


カテゴリ:出会い

小一之夢

投稿日:2013/09/15
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最近、年明けにやる同窓会の関係でかつての文集を目にする機会があり、
ふと自分が小1の時に書いた文集を思い出しました。
小1の二月、大好きな母方の祖父が亡くなりました。
漁師だった祖父には、色んな事を教わりました。
祖父にしても、私が初めて外孫でしたので、可愛がってもらってました。
初めて祖父の船で、釣りに連れてってもらった時には、
一学年上の従兄弟がアジやキスを釣り上げる中、
私は中々釣れずにいました。
やっと掛かったので、ウキウキしながらリールを巻き上げると、茶色いトゲのある不細工な奴でした。
祖父は「触るなよ」と言い、トゲをパキパキと折って海に捨てました。
アジやキスのキラキラ感に比べると、何ともやりきれない気分で凹む私に、
「立派なガシやのう、煮付けにすると一番美味い魚や、アタガシや」と言いました。
その日は一匹だけの釣果で帰ってきました。
元々、魚の煮付けは嫌いでしたが、走って持ち帰り、祖母に「ばあちゃん!ガシ、アタガシやって!煮付けにして!」とねだりました。
それ以来、全ての魚の中でアタガシが一番好きです。
執り行われる通夜や葬式の様子が、大好きな祖父との思い出も
絡んで私の中で大きな影響を与え、
その中心となるお坊さんにひどく目を奪われていました。
その後、三月に学校で文集を書くことになり、
お題が「将来なりたいもの」でした。
当時、私は特に将来なりたいものがありませんでしたが、
先日の出来事に強い印象を受けたお坊さんのことを思い出し、
お坊さんになりたいと文集に綴りました。

「僕は大人になったらお坊さんになりたいです。
金ぴかの座布団に座ったお坊さん、
木の楽器みたいなのを叩くお坊さん、
キンピカで輪っかのついた服を着てダミ声で喋るお坊さん。
そんなお坊さんになれたらいいなあと思います。」

しかし、私の生まれた地域ではお坊さんの事を皆、
「おっさん」と呼んでいます。
したがって私はその呼び名のまま文集にしたためました。

「僕は大人になったらおっさんになりたいです。
金ぴかの座布団に座ったおっさん、
木の楽器みたいなのを叩くおっさん、
キンピカで輪っかのついた服を着てダミ声で喋るおっさん。
そんなおっさんになれならいいなあと思います。」

とりあえず今、おっさんにはなりました。


カテゴリ:出会い

頭痛劇薬

投稿日:2013/09/14
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頭痛持ち、というほどでもありませんが
ときどき頭が痛くなったりします。
痛いなぁと思いながらも寝て起きれば治っているので、
大抵放置をしています。
病院に行くほどでも、頭痛薬を飲む程でもなく、
疲れが溜まっているんだな位に認識していました。
話は変わりますが、人を救うのは何も医療の力だけではありません。
よく感動番組などでやっているように、
何かの言葉であったり、
雄大な景色であったり、
守るべき者の存在であったり、
色々なことが時として自分を救いあげることがあります。
以前、とてつもない頭痛を経験したことがあります。
あんまりにも痛く立っていられないほどでした。
今までもひどい頭痛というのは体験してきましたが、
比じゃないくらいに痛かったので、人生で初めて救急車を呼びました。
運ばれる間、ずっと不安な気持ちでいっぱいでした。
頭痛というのは殴られて痛いとかではなく、
どうしたって「脳」と直結していると思ってしまいます。
大きな病気なんじゃないだろうか。
そんな気持ちで病院につき、少し医師の診察を待つ間、
待合室で腰かけていました。
その間にも頭痛は治まらず、不安と共に非常に嫌な時間でした。
ふと人の気配がして振り返ると、
手は三角巾、足は包帯を巻いて引きずっている男性が立っていました。
見るからにザ・大怪我といった風貌でした。
対応にきた看護師さんに泣きそうな顔で
「腹が痛いんだよぉぉ」と言ったので思わず吹きそうになりました。
その大怪我具合は何? 痛いのは腹?
あまりにも面白い出来事に今まで私を苦しめてきた頭痛がウソのように消えました。
その後、医者に診察してもらいましたがすでに頭痛は治まっていましたので、
一度精密検査を受けるよう助言され、返されました。
裸足でしたので、何とかスリッパを購入させてもらい
徒歩で家まで帰りました。
あの時、私を救ったのは間違いなく大怪我したおっさんだったのです。


カテゴリ:出会い